


東北の秋田県への旅は2010年の5月31日~6月6日までの1週間と2014年の7月13日の十和田湖を青森県側から秋田県側に抜ける行程で1日間だけ滞在した。旅と言っても其の大半はアマチュア無線の移動運用に費やされ観光の方は余り出来ていない。最初の旅は調度5月の連休前の様な清々しい気候の中を旅したので秋田県内の旅の印象は毎日が青空の下での心地良い旅であった。
無線の移動運用は東成瀬村に始まり「道の駅 協和」、五城目町、井川町、大潟村、八郎潟町、藤里町、小坂町の8箇所での運用と成ったが此の中で秋田県山本郡藤里町は当時余りQRVも無く当局も此の時点では交信歴は全く無かった。従ってどの様な場所なのか?凄く興味が在って秋田県内を旅する機会には何が何でも見に行きたい町であったし此処で移動運用が出来れば可也の注目度と交信実績が期待出来るだろうと想像して居た。
従って此の町での滞在も態々沢山の局がQRVする週末の土、日曜日に掛けて行い田園地帯の真ん中の幅広の農面道路に陣取って車を動かす事無く2日間に渡る無線運用と成った。運用地点は半径200mの園内には人家も無く絶対に運用中にクレームが入らない場所でトイレだけには困ったが理想的な場所に10mH以上の7MHzと3.5MHz帯のフルサイズのインバーテッドVアンテナで時間の許す限りの運用で総交信数852交信は離島を除く運用では国内で最高記録と成って居る。
其の他の運用地の東成瀬村は岩手県との境で標高が820mHもある場所で此の時期でも吹き溜まりには3m程の雪渓が残り早朝の気温は車中で0度であった。小坂町の運用も樹海ロードの山中(844mH)で翌日に話し掛けてきた地元の人が「昨日の夕方にも此処に此の車が止まって居たが此処で車中泊をしたのか?」と聞かれたので「ハイ そうです」と答えたら「地元の人間でも遣らない此の様な場所でよう車中泊が出来るなぁ~」と呆れられた。また「道の駅 おおがた」や八郎潟の運用場所は全く灯火の無い真っ暗の中での車中泊と成り夜と太陽が出た時点でのギャップは相当な違いがあった。
秋田県内の旅行としては無線仲間から教えられた「秋田に行くのなら少し遠いが泥湯温泉と云う秘湯が有るので是非行く様に!」と勧められたので立ち寄ったが本当に山奥の温泉で裸電球一つしか無い脱衣所で驚いたがお湯は最高で私が入湯した温泉の中でベスト5に入る温泉であった。湖の田沢湖や十和田湖畔も一回りしたり男鹿半島も1日じっくりと時間を掛け廻る事ができて非常に良かったが藤里町の運用後に世界自然遺産に登録された白神山地を抜けるルート317号で青森県の西目屋村に至るコースをピョンピョン二世号で走破出来なかった事だけが残念で成らない。矢張り此の地に折角行きながら白神山地を見ずに帰ったのは返す返すも残念で成らない。