黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 アンテナ不調の原因

2019年02月22日 | アマチュア無線

 今朝起きて7MHz帯でチューニングを取って居たらオートチューナーが勝手に働きチューニングに可也手間取って最終的にはチューニングは取れるのだがパワー計が何時もの様には振れないので「おかしいなぁ~?」と思いオートチューナーのスイッチを切りチューナー無しで電波をアンテナに送り込んだら如何した事か?SWR計の指示が無限大近くまで触れたので「此れでは如何しようも無いわ!」諦めて閉局した。


 此の寒い時期にタワーに上がって原因を追究するのも大変なので午前中は音楽等を聞いて居たが昼食を終えた処で此の完璧なまでのアンテナ不調は只事では無い筈、自然に放置して置くと勝手に直る様な症状で無いし、今日の夕方以降には雨が降り出し明日の天気も良く無い天気予報なので「寒いとかタワー上がるのが面倒だ!」とか云っている場合では無く、14時頃からタワーに上がる作業の準備を始めた。寒さ対応の為に沢山着込んだら安全ベルトのバックルを出た先のベルトの余裕が12cm位しか残らず次の掛かりを越した残りは僅か2cmしかなく「ええ~こない太ったんかい?」と驚いて仕舞った。


 タワー下で2~3回深呼吸をした後に「行くぞ!」を気合を入れて登り始めた。60歳頃までは余裕のヨッチャンで可也の速さで一気に最上部に上れたが70歳を越えた爺ちゃん、口は立つが体力の方はガタ落ちで踊り場へ移動する段階でアンテナブームと踊り場間が80cm程しか無いので窮屈な中で身体を捩っての移動には苦労した。(アンテナの方位が悪くタワーから踊り場に身体を移動する真上にブームマストが来ていた。踊り場に上がって安全ベルトを掛ければ一安心、先ずは給電部の確認したらスタブ部分の片方だけが輻射エレメントから出て居るネジ固定する部分から外れてしまって居る。最初見た時は「本間かいな?」と信じられなかったが間違いなく片方が宙ぶらりんの状態に成って居た。


 「コリャ参ったな!」思ったが工具が無いタワー上では如何する事も出来ないので取敢えず持って居た大きいワッシャを二枚を利用して問題の場所にスタブを挟み込む形で何とか接続して下に降りて電波を乗せてみる事にした。当然に此の段階ではアンテナは正常に働くと思って居たが(先週の週末のコンテスト時には正常に動作して居た)電波を乗せても症状は全く同じ状態に???、最初に上がる前に給電バランの可能性は考えて居たのでバランの交換用を持って上がって居たのに手間を嫌がり入替えて来なかった事を悔やんだが後の祭り、仕方なく再度タワーに上がって今度はバランの交換をしてバランからのリード線とスタブを締め付けるナットを締め込んで居たら最後の最後で締め付けが甘く空回りして居る感じに「パンパカパーン」と頭の中でラッパが鳴り惨めにも三回目のタワー登りが決定した。


 然し2回の上がり降りと馬鹿な失敗を繰り返した為に「今日は験が悪い!止めじゃ止めじゃ」と不貞腐れていたが明日以降も無線が聞けないのは一寸と寂しいし、16時頃に再び作業する事にしてスタブに穴あけする電動ドリルと延長コードを持って上がる事にした。延長コードは常に上で作業が出来る様に軒下に置いて居るので一番先を安全ベルトに通し持って上がる事にしたが踊り場の2m手前で腰に引っ張りが来たので「何で此処で延長コードの長さが足り無く成るの?」と下を見たらネコ車がコードを引き上げる調子に合わせて上がったり沈んだりして居る。「アチャ~?」、誰かがネコ車を移動して延長コードが其の下に敷き込まれて居る為に直線的には成らず僅かに距離が足らない事に成って居た。仕方が無いので奥方にどけてもらう様に上から「お~い、お~い」と呼び掛けたが家の中には届かず外には出て来ない。仕方が無いので自分で下に降りてコード処理をする事に「一体今日は如何なって居るんや?・・・・・・」再度登ってスタブのアルミパイプをトンカチで平たく叩き伸ばした部分に電動ドリルで穴を明け(僅か3秒の作業で)ボルトに通し新しいナットで締め込んでいったらエレメントからの貫通ボルトの山は痛んで居なかった様で確りとスタブとバランからリード線が本来の結線と成った。


 此処まで遣ったら問題は無かろうとアンテナに電波を乗せたら今朝の問題は解消したがアンテナとしては如何も本調子ではない感じ?後日にアンテナ・アナライザーで確認しなければ細かい問題は解からない。とにかく今日は三隣亡状態で悲惨で疲れも倍に成った。
コメント
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