黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

外部スピーカーからの音が時々途切れるトラブル

2020年07月11日 | アマチュア無線

 

          

 

 

 私が50MHz帯専用に予備機として使って居るIC-756PROⅡの本体の後ろから接続して居る外部スピーカーからの音が時々出無く成るトラブルが発生した。

 

 私は通常の無線運用時には基本的にヘッドホンを使用して居るので問題は無いのだが他事をしながら50MHZ帯のコンディション・チェックの場合には外部スピーカーを鳴らして居るので此の症状が出ると非常に不便と成る。

 

 今シーズンは最初から50MHz帯のアンテナが故障して居たので此の周波数帯を殆どワッチをする事は無かったので気付かなかったが先日、此のアンテナ・トラブルを解消してからは保々毎日、少し無線機卓を離れてもコンディションが開くと解かる様に或る程度のボリューム・レベルで音を流して居たのだが、其の音が時々出て居ない事に気が付いた。

 

 何時も出る症状では無いので、症状が出た時にヘッドホンで音が出て居るかどうかの?チェックをしたら此方は確り出て居たので考えられる故障箇所は外部スピーカーのジャックの接触不良か?部品不良の何れか?と思えた。

 

 最終確認には此の部品の付いている基板をシャーシから外して点検せねば成らず結構、面倒臭い作業に成るので伸ばし伸ばしにして居たが今日の午前中の雨降りとハイバンド・コンディションの悪さから暇潰しに漸くトランシーバーを開ける気持ちに成った。

 

 トランシーバーの底板を外し、最初の写真の状態にして先ず最初にフラット・ケーブル類を全て外し、次に基板を固定して居るネジを外す為に着脱出切るデジタル処理用ユニットを外し、基板固定用の全てのネジを外し本来なら配線類を全て外して基板を取り出すべきだが此れを行なうと手間が掛かるので其の侭の状態で上手く基板をひっくり返した状態にした。(此れは寸法的に可也余裕の無い状態なので一寸したコツが居る)此の状態に成るとジャックの足の部分が見えるのでトラブル原因を調べる事が出来る。

 

 私の予想はジャックの部品不良では無く、多分ジャックの足の基板に対する半田付け部分の接触不良(半田膜切れ)と思って居たが案の定、最期の写真の中央部辺りのジャック足の半田付け部分がピンポール状態に成って居た。特にジャックの信号線側のプラグ差込時に一番外部圧力が掛かる足が基板の切り込み部分に半田付けされて居たが此れは一寸問題物!・・・・・

 

 本来外部からプラグを差し込まれる力が掛かる部品なので此の様な形では無く確りとした面積のあるプリント・パターン部の穴に足が入り、其の足の周り全体を半田で固定するべきなのに此の構造だとプリントパターンに接触するのはジャックの端子足の半分しか掛かって居ない構造と成って居る。

 

 此れも手半田だと半田層が厚くなるので少々の事では問題に成らないが機械半田付けの場合は半田層が非常に薄くなるので部品足の部分がピンホール状態や半田層切れを起こし易い。小型の抵抗やコンデンサーの足は細いので基板の熱膨張に対する柔軟性は在るのだがジャック等の足の構造が確りした部品の場合は基板が熱膨張で撓む状態に柔軟に追従せず、層の薄い半田層が根負けして層切れやピンホール状態に成る事は良くある現象・・・・・・

 

  

 

 

 結果的に上の写真の様に手半田の盛り付けで問題は解消し、部品交換やパーツ取りの同型無線機をバラス事無く終ったので作業は30分程度で終了した。 

 

 然し無線機を使って居る本人も可也ガタが来て居ますが、最近、無線機やアンテナ関係のトラブルが次々と起こり此れ等も可也の年代物、困った事ですが皆、可也のガタが来て居る様子です。

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東北地方の温泉地巡り

2020年07月11日 | その他

 

        

 

 

 温泉地巡りの第二段は東北地方で、其の最初の旅は2010年の5月23日に山形県に入り、秋田県~青森県の日本海側を北上して同、6月17に大間町から北海道に渡るまでの26日間と北海道を旅行した後に再び津軽海峡フェリーで7月09日に大間町に入り下北半島を経由し青森県の太平洋側を南下、岩手県~宮城~福島県を南下し新潟県に至ったのは7月21日で此の間が13日で合わせて39日間の滞在で在った。

 

 次に東北地方を旅したのは2014年で6月18日に北海道小樽市に上陸し道内を一回りした後に津軽海峡フェリーで7月10日に大間町に入り、其の後に青森県~秋田県~岩手県~宮城県~福島県内を通過して福島県を出た7月18日までの9日間滞在した。此の2回の旅は其々、無線の移動運用と観光を兼ねた『風が吹く侭、気が向く侭の勝って気侭な車中泊をしながらの一人旅であった。』

 

 此の車中泊の旅中で一番楽しみな事は(無線運用以外の事)長時間の無線運用の後、次の移動運用地に向う途中の真昼頃に温泉に入る事で此れは長時間に渡る無線運用から来る疲れと軽四車の狭い空間での生活から開放される最高の時であった。

 

 東北地方の温泉地で印象に残った温泉地は八甲田山系にある八甲田温泉、蔦温泉、酸ヶ湯温泉などは他の温泉地には無い様な大きい建物で風格も在り酸ヶ湯温泉の千人風呂などは正に其れであった。又、同じ場所にある谷地温泉は『日本三大秘湯の一つ』と成って居て私には此れ等の温泉の甲乙は付け難い。

 

 又、変わった所では恐山境内にある幾つかの温泉で私は質素だが奇麗に維持管理された『薬師の湯」に入ったが私は気に入って帰り際にもう一度、入浴したが寺の境内にある温泉に入ったのは生まれて初めての事であった。又、秋田県藤里町の移動運用で田んぼの中の農道脇で丸2日間の長時間運用を行い(此の時の総交信数は離島での移動運用を除くと最高実績と成った)次の運用場所へ移動中に秋田県と青森県の境界にある『道の駅 やたて』に立ち寄ったが其の時に直ぐ隣の『矢立ハイツ』にあった温泉、うる覚えだが『かぐや姫温泉』??は情報も無く期待もせずに訪れたが、立派な総檜風呂に飴色の湯で特徴があり、入浴料も300円と安く、然も入浴者は私一人でユックリと入浴を楽しみ至福の時を過した。

 

 其れ以外では下北半島の先端にある大間町の『大間海峡保養センターの大間温泉』は2010年には行きと帰りに1回ずつと2014年には北海道から海を渡り本州方面への移動時に1回と計3回も訪れ、其々が此れから始まる区切りの新しい移動運用地の出発点と成り鋭気を養う為に利用させて貰った事で印象深い。6年間に渡る日本一周旅行で同じ温泉に3回も入浴したのは全国で此処しか無い。

 

 東北地方も北海道内と同じく『温泉の宝庫』、然し私が訪れた温泉地で『もう一度訪れるとしたらどの温泉地?』と聞かれたら迷わず『秋田の泥湯温泉』と答える。此の温泉地は皆さんが旅行で訪れたいと思う温泉地とは一寸違うかも知れないが?山形県を移動中に東北のアマチュア局から『秋田に行くなら可也遠いが泥湯温泉がお勧めです。」と言われた事で行く事に成ったが素晴らしい温泉地で機会があれば是非今度は家内を連れて行きたい温泉である。

 

 東北地方には未だ私が行った事の無い有名な温泉地が残って居り、栗駒高原にある『栗駒温泉』、秋田県の田沢湖近くにある『乳頭温泉』、蔵王にある『蔵王温泉』、前回にほん近くの前森温泉(最上町)まで行きながら訪れて居ない松尾芭蕉の『奥の細道』に関連する北羽前街道に連なる数多くの温泉郷(特に鳴子温泉)に行かずして東北の温泉を語る事は出来ない。次回に予定して居る我が旅グループの東北方面の旅行計画書には此れ等の温泉は全て組み込まれ後は、安心して旅が出来る様な状態を待つばかりである。

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