今日朝起きると素晴らしい天気で日頃余り日が差し込まない部屋でも珍しく朝日が射し込みやたらと明るく輝いている感じ、吹く風も何時もよりヒヤッとして其の風が部屋の中を吹き抜けて行き非常に心地良い感じで何か6月の北海道で感じる空気の爽快感が有った。
余りにも良い風が吹き抜けるので何時に無く朝の散歩に出る気持ちに成って7時過ぎに何時もの散歩コースに出掛けた。此の時期としては気温は低めで16~17℃位だろうか?長袖のシャツでは少し涼し過ぎる感じだが本当に心地よい5~6m/sの北東よりの風が吹いている。
夕方に掛けての散歩だと必ず3~4人の散歩する人と出会うのだが今日は全く人と出会う事も無く6Kmをユックリと歩いた。何時もだと散歩コースの終盤では必ず汗ばむのだが今日の散歩は最後まで汗を掻く事は無く本当に清清しい。終盤の家の近くの河川敷の草むらの中に寝そべり暫し青空を眺めてボンヤリと時を過ごしたが 此の様な気分に成ったのは数年ぶりで何年前だろうか?北海道の阿寒湖の近くのスキー場のゲレンデの草むらの中で寝転んだ時に感じた季節や爽快感が甦って懐かしい。「北海道か?行きたいなぁ~」と無性に思った。
四国もあと半月もすれば一年間で一番鬱陶しい梅雨に入る。其の前に毎年、此の時期に感じる「五月の薫風」を体感する早朝であった。そう言えば毎年待ち望んでいる蛍が19日の夜に数匹飛び始めた。昨晩は其の数が増えて来週の初めが最盛期だろうか?蛍の寿命は短く7~10日前後で姿を見なくなるが其れ故に4月の桜と5月の月末から6月の初めに掛けて夜空を飛び交う蛍は「物の潔さや哀れ」を実感する我家の2大風物詩、今年も其の頃の季節に入り此の蛍が見られ無くなると季節は確実に夏に移行して行く。