不味いパンケーキをハシゴして食べたので、鬱になり損ねたお話し。
先々週の火曜日から金曜日は住宅性能評価委員になるための講習会を受けていました。場所は市ヶ谷にある自治労会館。
駅を降りて日テレ通りを歩くと自治労会館があります。その途中で昭和レトロな喫茶店を見つけました。そして講習会3日目ついにその店に入り、パンケーキを注文しました。その店はご高齢の婦人が経営しており、店員もまた、同い年に見えました。
で、カンターの向こうから、「ホットケーキあるの?」「あるよ」と囁く声が。一抹の不安を抱えながら出てきたパンケーキがコレです。
注文してすぐ出てきました。チンものであることは確かです。食感はまるで蒸しパンのよう。これは焼いてあるのではなくて、冷凍物を解凍したという感じ。湿っています。蒸しパンにシロップとバターですよ。コーヒーは普通でした。店の雰囲気が良かっただけに残念です。
口直しに更に別の店でパンケーキを食べよう、と即決。アキバに行きました。その店は既に廃刊となってしまったPC雑誌にて「世界一不味いアイスコーヒーを出す店」として何回か登場したお店です。いや、その雑誌には名指しで登場したのではなくて、その店が入っているビルそのものが掲載されていたのです。
今日、レトロな喫茶店を巡るブログが多々ありまして、私もそれを参考に喫茶店に行くのですが、そのブログ達にしばしば登場するのです。味のことは書かれていませんが。アイスコーヒー以外はイケるのかもしれない、と一抹の希望を持って挑戦しました。
結果、この店も失敗。今まで食べたパンケーキの中で最悪でした。冷えると堅くなるのです。それはナイフで切れないほどです。もちろん厨房からは「チン」音が聞こえてきました。まあ、チンものが全て悪いワケではありませんが、総じて良くないですね。
コーヒーが怖かったので、紅茶にしました。これは色がついたお湯です。紅茶の味も香りもしません。只のお湯。あ、レモンティですから、レモンの香りと酸味はかすかに感じました。
と言うわけで、ワースト1,2のパンケーキを立て続けに食べたという、希有な体験をさせて頂きました。もう鬱になりそうでしたよ、帰りの電車。翌日は最終考査試験があるというのに。