パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

「のりトースト」の秘密

2012年12月16日 | 音楽

1111 昨日、荻窪にあるブックカフェ「6次元」にて『純喫茶フェス&バザール』に出席しました。14:00~20:00まで開催していたのですが、諸般の事情により、16:00にて退場しました。詳しくは「純喫茶コレクション」のブログを見てください。レトロバザールに出席できなかったのが残念でした。
ま、それはそれとして、純喫茶の代表格、神田の「エース」店長のお話はとても興味深かったです。この店にはなぎら健壱師匠もお見えになります。

41年も喫茶店を続けることができたのは、ひとえに喫茶を通した接客業への愛情とたゆまぬ新規事業開拓のたまものであり、それを続けていく情熱であることを再確認した次第です。華奢(失礼)な体型に潜めた並々ならぬ熱意に敬服いたしました。


「企業の最終目的は維持・存続である。利益はそのためのコスト」とドラッカー先生の仰る事を身を以て感じました。

3333 そう言ったややこしい話は抜きにして、エースのマスターによる「のりトースト」の実演と調理方法の講義が嬉しかったです。パン、バター、しょう油、のり、この単純な組み合わせであの味をどうやって出すのか?その秘密が分かったからです。それは何かって?勿論、言う訳ないでしょ。この会合に出席した人だけの特典です。


画像は、講義後、出席者に作らせている場面です。3人が挑戦しました。
その他、のりトーストを考案した理由とか、食材のこと等興味深いエピソードでした。凄いのは、40年以上メニューに変更がないこと。ロングセラーなのですね、のりトースト。こう聞くとバカにしたいメニューですが、百聞は一見にしかず、お試しを。親子2代でお気に入りになる理由が分かります。

 
実際はトーストよりもコーヒーに愛情を注いでいらっしゃいます。店内には100種類はあるのではないかな?店内で行う年2回のコーヒーイベントに情熱を傾けておられます。
いつまでも元気にお店を続けて行かれることをお祈りしております。

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