パールライスのつれづれなるままに

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学年誌100年と玉井力三 描かれた昭和の子ども in 千代田区立日比谷図書文化館

2022年10月22日 | アート・文化
みんな、この絵を見て大きくなりました(笑)
もしかすると、我々のアートの原体験とは、いわさきちひろと、この玉井力三かもしれません。
なんたって、美術史家の山下裕二氏が応援団長になるくらいですから。

「学年誌」その勢いが良かった1950年代から70年代にかけて表紙画を担当したのが洋画家・玉井力三です。
1928年より「太平洋画会」にて中村不折に師事。満州国新京美術院助教授。戦後は洋画家として「示現会」に所属。人物画を得意としたそうです。
凄いですよね、その体力・気力は。小学1年生から6年生まで毎月描いていたのですから。四半世紀もの間、これほどまでのリアルで溌溂とした子供を描き続けること1500点に及びます。

大きくなって、この絵の存在をすっかり忘れてしまいました。
子供の頃、この良質な絵を見続けていたことに感謝しなくてはいけませんね。
今更ながら猛省しております。

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