先週、父親からタダで貰ったヴォイスレコーダー「Qriom YVR-R300」のレビューです。
結論から言うと、「ラジオサーバーとして買ったら腹立つだろうなあ」です。
その他の機能、ボイスレコーダー、MP3プレーヤーとしては可もなく不可もなく使えます。
ボイスレコーダーの音質はエコーがかかってる様ですが、聴くには問題ありません。
MP3プレーヤーとしての音質は、iPhoneと較べてはいけないですね。専用機ではないし、がんばっていると思います。
で、私としては肝心のラジオサーバーとしての機能です。
録音するという機能は問題ありません。問題はその他の機能です。
1.音質が良くない。
100均で売っているラジオじゃないんだから、といった感じです。
アンテナが内蔵式なので、外付けアンテナを増設するワケにもいきません。
もちろん、会話は十分に聞き取れます。しかし、英会話を勉強するためですから、微妙なイントネーションとか発音を聞き分けるにはキツイかなあ。
2.反応が遅い。
この機械そのものに言えることです。ボタンを長押ししてラジオや再生機能に切り替えるのですが、この切替に10秒はかかります。苛つくことしばしば。
3.付属のUSBケーブルの造りが良くない。
差し込むとガタつきます。
「ラジオの予約録音として使う場合、電池切れを想定してAC電源を利用して下さい」とマニュアルに書いてあります。AC電源はUSBケーブルと兼用になっています。そこでケーブルをこの機械に付けっぱなしにしているのですが、差し込み口がガタついています。ほんの少し差し込み口から端子が離れると、すぐに電池モードに切り替わります。差し込み直すと「お待ち下さい」のメッセージが表示されて待つこと10数秒。やっとACに切り替わります。静かに設置しているハズなのですが、いつの間にか差し込み口から少し外れているのです。頻繁に差し直しています。
いま時珍しい「安かろう、悪かろう」製品ですかね。注意して頂きたいのは、これはあくまでもラジオサーバーとして利用した感想です。
しかし、親会社が山善だからねえ。ここは元々家電メーカーでないのに、何故この分野に進出したのか?
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