パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

エコール・ド・パリを中心に at 松岡美術館

2018年06月29日 | アート・文化
エコール・ド・パリ(フランス語: École de Paris)
「パリ派」の意味で、20世紀前半、各地からパリのモンマルトルやモンパルナスに集まり、ボヘミアン的な生活をしていた画家たちを指す。
厳密な定義ではないが、1920年代を中心にパリで活動し、出身国も画風もさまざまな画家たちの総称。(ウィキペディアより)

印象派以降、絵画の最先端となったパリに世界中から若い画家たちが集まりました。
パリのセーヌ川左岸のモンパルナス(詩人の山)には共同アトリエ「ラ・リューシュ(蜂の巣)」一方、右岸のモンマルトルには、ピカソも住んでいた「バトー・ラヴォワール(洗濯船)」がありました。
様式や理論をともに共有していたのではなくて、その周辺に住んでいた画家たちの総称です。
後に絵画に影響を及ぼす彼らの作品の展示です。

この美術館の収蔵品は、時代、地域、ジャンルの広さに驚きます。
「東洋陶磁」、「日本の近代絵画・現代絵画」、「中国の明清書画」、「フランス近代絵画」、「ヴィクトリア朝絵画」、「ガンダーラ仏像やヒンドゥー教神像などの古代東洋彫刻」、「現代彫刻」、「古代オリエント美術」
創業者の松岡清次郎氏、どんだけ金持ちなんだよ、といつも感心してしまいます。


同時開催の「水のうつわ 空のうつわ」は、青磁の陶器が美しいです。2種類の異なる美術品を鑑賞出来て800円。
休日でも来場者が少ない、穴場的な美術館です。
ホントは教えたなかった~。(笑)

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