パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ガレも愛した清朝皇帝のガラス at サントリー美術館

2018年06月25日 | アート・文化
「誰にでも元ネタはあるんだなァ。突然、そのアイデアが生まれるものではないんだなァ。」
「やはり御本家は素晴らしい。時の権力者でないと作れないんだなァ。」とつくづく思いました。

ガラスの芸術家エミール・ガレは、日本でも熱心なファンが多いです。
彼のアイデアの源泉はどこから来るのか?自然界の生物をモチーフにしていることは分かりますが、それらを散りばめるレイアウト、ガラス容器そのもののデザイン、これらの元ネタは何なのか?
やっと知ることが分かりました。


パクリと芸術は紙一重だなァ。
村上隆が作ったフィギュア、これは芸術なんだと。アキバで売られているヤツとどう違うのか?


最終コーナーは、鼻煙壷(びえんこ)てんこ盛りの展示です。これがディスプレイの演出もあって、キラキラと綺麗でした。
撮影可なのですが、照明の当て方等からうまく撮影できませんでした。
鼻煙壷とは、嗅ぎ煙草を入れておくための容器です。高さ数cmの可愛いデザインです。


以下、サントリー美術館のサイトからの引用。
中国のガラスの起源は古く、春秋時代末期から戦国時代(紀元前5~前3世紀)に遡ります。ガラス工芸が飛躍的に発展したのは、清王朝の時代です。
ガラスといえば、「透明性」と「はかなさ」が最大の魅力ですが、特に最盛期の清朝のガラスは趣が異なり、「透明」と「不透明」の狭間で、重厚で卓越した彫琢が際立っています。その類まれなる美しさは、フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家エミール・ガレ(1846-1904)をも魅了し、彼の造形に取り込まれていきました。

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