パールライスのつれづれなるままに

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ミティラー美術館コレクション展 in たばこと塩の博物館

2021年03月24日 | アート・文化
ピカソがミティラー画を見た時「自分は長い間かかって今に至ったが、ミティラーの婦人たちは何百年も前から素晴らしい絵を描いている」と言ったそうです。
「キュビスム」の発端となった「アビニヨンの女たち(1907年)」を描いたピカソは、アフリカ彫刻をヒントにしています。


岡本太郎は、縄文土偶や東北、沖縄へと向かい「ほんとうの日本」を見つけ出します。


「困っときは、原点に戻れ」はビジネスでもアートでも同じだと。

技巧的でない素朴さと宗教、風土、習慣をベースとした絵は、絵画の原点です。
そのプリミティブさは、理屈抜きで我々を魅了します。

ミティラー美術館は新潟県十日町市にあります。インドは暑い国なのに、雪国でインド先住民族の絵画やテラコッタ製品をコレクションしているミスマッチが魅力的です。


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