パールライスのつれづれなるままに

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電線絵画展 in 練馬区立美術館

2021年03月27日 | アート・文化
景色の美観を損ねるものと嫌われる電線・電柱ですが、都市発展の過程を表すものでもあります。
逆にそのデメリットを逆手にとり、電線・電柱をモチーフにした傑作風景画もあります。
こうして見ると、東京がいかに進化( and 震災や戦争からの復興)をしてきたのか、電線・電柱を通して歴史を知る事が出来るユニークな企画展示だと思います。
日本のお家芸、陶磁器製造から生まれた碍子(ガイシ)に造形美を見出すことも試みています。
つか、碍子の展示の方が私としては楽しかったです。男の子にとって、メカは友達。
光線画で知られる最後の浮世絵師、小林清親が水彩画(写生)名手だったことが初めて知れて、それなりに価値のある展示会だと思いました。

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