一昨日、やっと「フェルメールからのラブレター展」を観に行きました。
日本人なら誰でも大好きフェルメール、と言う事で、一気に3点見ることができて嬉しかったです。
これ、もともと、京都から始まり、仙台へ行ってやっと東京に回ってきたという、やっと来たかよ、と首を長くして待っていた展示会です。
フェルメールが同世代の画家と違うところは、絵筆のタッチだと思います。
アニメのセル画みたいにベタ塗りなのですが、左上から降り注ぐ太陽の光による陰影が、アニメにはない立体感を生み出しています。また、服装やカーテンの皺がリアルなことも特徴です。
女性も可愛いモデルが多いです。
当時の画家は筆のタッチは画家独特なのは見て分かるし、女性のモデルは可愛いのではなくて、美人が多いと思います。
私が美術館巡りにハマったのは、3年前に東京都美術館で開催されたフェルメール展からなのです。
今年の3月には同じくフェルメールの「地理学者」、今年の最後はこの展示会と、フェルメールに始まりフェルメールに終わった一年と言えるでしょう。
我々の価値観をひっくり返すマイナスの出来事が続いた一年ですが、フェルメール作品で今年を総括出来たことは、個人的には「今年は良い年であった」としておきます。
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