パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

岸田劉生展 at 東京ステーションギャラリー

2019年10月02日 | アート・文化
展示されている作品は有名なものも多く、何かの展示会でスポット的にポツポツ見たことがあるものが多くあります。それらを含め、短い画家人生の全貌を知ることが出来るチャンスです。

38年の生涯の中でなかなか濃ゆい人生を歩まれた方ですね。
キリスト教会の牧師を志しながら、画家を志します。ヒユウザン会、草土社を結成。
作風は、初期のころは後期印象派(ゴッホ、ゴーギャン等)の影響を受け、その後ミケランジェロやデューラー等の西洋古典絵画へ傾注。そのまた後には日本画も描きます。

有名なのは「麗子像」初めて見た時は、「こんな奇妙な人間いねぇだろ」と思ったのですが、その印象は未だに拭い切れず(笑)癖のある画家だなぁ、と今も思います。


私は、この人と速水御舟がダブって見えます。ほぼ同時代で共に短命、作画方法を色々と変化させた部分で。岸田劉生は後に日本画も描きますし。


当時から有名だったらしく、肺病を患っていながら、置屋遊びに放蕩していたため、体調を崩すとは、実に画家らしい。



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