パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

海のハンター展 at 国立科学博物館 in 上野

2016年07月13日 | 学問
なかなか見応えのある展示会でした。
大人が観ても楽しいですね。
ダラダラと紹介。


古代のハンター達。
首長竜とメガトロンが仲良く並んでいます。


いやあ、デカイ。人間なんか、ひと呑みですね。
   

外洋のサメ、浅海のサメ、深海のサメ、シャチの骨格、一角の骨格
    

北極のハンター、浅海のハンター、外洋のハンター
結局、海洋生物は、捕食者なのですね。
    

その他変わった捕食方法を持つハンター。
のこぎりザメ、のこぎりエイ・・・その違いの差は何か?
 

尾びれで切る魚、お馴染みのチョウチンアンコウ、スポイトのように吸う、何とかと言う魚。
  

毒のある魚。



海のハンターと言えば、サメ。特にホホジロザメですな。
全長2.3mのホホジロザメ、ホルマリン漬けがドーンと展示されています。本展示会の目玉。
真正面から見ると、情けないですね。(笑)
    


シロナガスクジラは常設展示ですね。(笑)
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中村不折の魅力展 at 中村屋サロン美術館

2016年07月10日 | アート・文化
新宿中村屋、カレーや中華まんで有名なお店。
本店ビルの3階には、画廊程度のちょっとした美術館が併設されています。
中村屋の創業者 相馬愛蔵・黒光夫妻は芸術・文化に深い理解を示し、若い作家のパトロンになったりします。中村屋で個展を開いたりして、その後、「中村屋サロン」と言われる様になったそうです。
この美術館は新宿中村屋にゆかりのある作家の展示をします。300円でお得。30分ぐらいで見終わってしまいますけど。ちょっとした時間稼ぎにも良いかも。

今回は、「新宿中村屋」の看板ゴを書いた洋画家「中村不折」生誕150年の展示です。
基本、洋画家なのですが、青年時代に漢学、南画、書を勉強していたので、この方面でも有名です。

パリに留学して、人物のデッサンを徹底的に練習します。
 

帰国してからは、太平洋画会の会員、帝国美術院会員に任命され活躍します。
青年時代に勉強した書画を更に深めます。
この書画の展示まありますが、素人が見ても、素晴らしい出来だと感じました。特にレイアウトが。
あー、ポスターカードが売っていなかったのが残念。
そういう訳で、油彩画も中国故事にちなんだものを好んで取り上げたそうです。

更に、書籍の装丁、イラストも描いています。夏目漱石「吾輩ハ猫デアル」の上編挿絵はこの人。
結構時代の先端にいた人だったようですね。

台東区立書道博物館」と言うのがありまして、これは、彼が独力で蒐集した、中国及び日本の書道史に関するコレクションを展示する専門博物館です。ここに行けば十分多能出来る様です。
いつか行こう。




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オサムグッズの原田治展 at 弥生美術館

2016年07月06日 | アート・文化
懐かしス。
80年代、流行ったなァ。
ミスター・ドーナツのキャラクター商品もこの人でしたっけ?


その当時、男の私でさえ、よく見かけたのに、私の周りの女子はこのオサムグッズをキティちゃん並に所有していない気がします。
女子の間では、ステータスが高い商品だったのか?

その謎が分かりました。作者の原田治はイラストレーターですが、職人気質が高いそうで、50年代メイドインU.S.Aっぽく見せるために細部にこだわったそうです。結果、原価が高くなったそうです。なるほど、お小遣いには、限度がありますからねぇ。


初期の頃は、目のところに割れ目が入っています。「パイカットアイ(パイに切れ目が入っている状態)」と言って、可愛く見せる為だそうですが、これが逆に顔の表情のパターンに限度を生じさせるため、楕円になったそうです。
 

近年では、枠線は描きますが、色は塗らないそうです。印刷の色指定をするそうです。印刷時のインクは「CMYK」 C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色です。この番号を指定するそうです。

まさに職人芸。
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ブータン しあわせに生きるヒント at 上野の森美術館

2016年07月03日 | アート・文化
さすがは、GNH(国民総幸福)No.1の国。ホッコリしました。

1階は写真撮影OK(フラッシュ不可)です。
まずは、ブータンの祭ツェチュ。
仏教国であるブータン、仏の教えを踊りで表現するそうです。
その仮面がずらっと展示しています。
 

民族衣装、装飾品が続きます。
女性用民族衣装である「キラ」は2.5mもある一枚布を巻き付けます。
柄は各地方によって特徴があります。

  

男性用の「ゴ」どちらもカラフルです。


装飾品もまた美しい。女性はオシャレですね。


刀は、反っていません。


子供達、いい顔していますねぇ。しあわせな国なのね。


2階は仏教にちなんだものが展示されています。仏像、曼荼羅、経典等々。
このフロアは撮影禁止です。
ブータン王室関連の品々も展示されています。
そして、シメは、国王夫妻。


ブータンのことわざ?が壁に書かれていました。
私がホッコリした理由は、展示物と言うよりも、この言葉なのです。
         


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