登山路沿いに 一輪だけ キヌガサソウ が咲く。
百草ノ池を過ぎて 登りが急になり始めたころだから踏みつぶしそうになるほどの足元に
咲いているのだが 花に興味のない人は見落としてしまう例が多い。
花は一個しか咲かないが 親のまわりには子の葉がいくつか見える。
子の葉は年々大きくなっているから将来はここに キヌガサソウ 群落ができるかも。
二日後の下山の時に見ると花の色が濃くなっている。
花の命は短いのだ。
小雨の混じったガスが谷間の白い岩の割れ目に咲く ツガザクラ を濡らす。
花には高山蝶でも訪れてくれたら絵になるのだが現実は 蟻や蠅が圧倒的に多い。
右上の遠景は残雪だが ツガザクラ が根を張る岩よりも 黒く汚れている。
今年は黄砂の少ない年だった。 汚れは大陸からの油煙などではないだろうか。
26日朝の越後駒ケ岳 駒の小屋 と残雪の様子です。
27日朝の同じ景色です。
風は弱く 日照はほとんどゼロ。それでも残雪はこれだけ消えてしまいました。
昨夜は星が見えたし 今朝の日の出も良かったのに・・・・・・・・・。
今日も太陽が見えたのはこの前後に20分程度だった。
小雨とガスに包まれた一日だったが 湿った風が一日中吹いていたから雪解けは更に進む。
雨に降られた7月23日 予定していた三条の滝への道は危険と判断してコースを変更。
段吉新道から燧裏林道へ出て御池へと向かう。
ギンリョウソウ の咲く ブナ の林を抜け。

クロベ の巨木の間を通り。

上田代で昼食をとるころには雨も上がった。

小さな池塘の縁には ツルコケモモ が咲いているが撮るには少し遠すぎた。

水面に写る ワタスゲ が風に揺れる。
その風は 綿毛を吹き飛ばしている。

段吉新道から燧裏林道へ出て御池へと向かう。
ギンリョウソウ の咲く ブナ の林を抜け。

クロベ の巨木の間を通り。

上田代で昼食をとるころには雨も上がった。

小さな池塘の縁には ツルコケモモ が咲いているが撮るには少し遠すぎた。

水面に写る ワタスゲ が風に揺れる。
その風は 綿毛を吹き飛ばしている。

7月22日 15時06分 尾瀬 見晴し地区の屋根を叩く雨。
猛烈な雨はたちまち通路を川に変えた。
今日の宿泊は東電小屋、あと一時間の行程だ。雨の中を歩き出す。

7月23日 朝6時30分 雨は小降りになった。
ヨッピ川の河畔林の向こうにうっすらと至仏山も見える。
猛烈な雨はたちまち通路を川に変えた。
今日の宿泊は東電小屋、あと一時間の行程だ。雨の中を歩き出す。

7月23日 朝6時30分 雨は小降りになった。
ヨッピ川の河畔林の向こうにうっすらと至仏山も見える。

だが歩き出した 7時には本降りの雨に変ってしまった。