東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

温室の中の奇妙な植物

2022-09-15 | 散歩

  温室はやっぱり異界ですね
  珍なる植物、見たこともないような花もある。
  これでちゃんと名札でもあればいいけど
  帰ってから名前を調べるのが大変。

 

   畑のヘリを歩いて温室まで、
   ニラの花が咲いていた。
   なぜか畑のヘリにはニラが植えてある。
   赤い小さいのはハゼランかな。

 

 

   ガウラなんて撮るのは初めてかな、
   よく見かけるけどなかなか撮る機会がなかった。
   秋近くなって爽やかに見えたので一枚。

 

 

   ガウラは白い花もあります。
   風に揺れる様子は、白い蝶が群れて飛んでいるようで
   和名では「ハクチョウソウ(白蝶草)」と呼ばれており、
   これは白い蝶の優美な姿を連想したものとされています。

 

 

   温室に入ったらストレリチアが、
   「バードオブパラダイス・極楽鳥花」とも。
   ネットで見ると観葉植物として出ている。

 

 

   スパティフィラム  サトイモ科スパティフィラム属。
   白く大きな花びらのように見える部分はアンスリウム、カラーなど
   サトイモ科植物にみられる仏炎苞(ぶつえんほう)で、
   その中にあるいぼいぼした棒状の花(肉穂花序)を保護しています。

 

 

   イランイランの花が残っていました、
   最後の一輪かな?色も少し色あせてきたような。

 

 

   チランジア・ウスネオイデス。
   空気中の水分を吸収して育つエアプランツで、
   熱帯の煙霧林みたいなところが故郷。
   ちゃんと根があって他の木に着生しているとか、
   面白いことに中南米ではかつて緩衝材として使われていたそうです。
   Amazonからの荷物にアマゾンの緩衝材が入っていた!?。

 

 

   温室を一歩出たら昆虫採集中の家族、
   チョウやトンボにはこと欠かないね。

 

 

   セセリちゃん、逃げろ!
   たくさんの人たちが狙っているぞ。
   おじさんにだけは一枚撮らせてね。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影   9月4日  都市農業公園

          

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芸術の秋、ゲージツの秋です

2022-09-14 | 風景

  秋ともなるといろいろなゲージツ家たちが
  野に公園に現れてきます。
  歩いていてふとそういう作品を見つけると
  思わず足を止めて見入ったりしてしまいます。

 

   自転車を下りて歩き出した土手の上、
   遊びに来た子供たちの忘れ物かな。
   近寄って見たらこれが何とキノコだった、
   世にキノコの数多けれどこんな作品見たことない。
   バンクシーもびっくり!。

 

 

   これも一種の芸ですね、
   何が釣れるのでしょう
   ただひたすら待つのも芸のうち?。

 

 

   実るほど頭を垂れる稲穂かな。
   お米を作るのも芸のうち
   農業公園さん、たいへんよくできました。

 

 

   春になると一番に咲いてくるコブシの花、
   そのコブシの実です。
   これはちょっと小さいけど大きなものは
   人の握りこぶしみたいに見えるとこの名がついた。

 

 

   コミカンソウ(小蜜柑草)
   真似をしてもなかなかこうまでは出来ない、
   パクリも芸のうちかな。
   あちこちの畑や道端などに生える雑草とも呼ばれる植物。

 

 

   繁殖力が強くこの公園でも遠慮なく引き抜かれてしまい
   これを見つけるのに苦労しました。
   コミカンソウの花言葉は「秘めた意志」、
   雑草として嫌われながらも、道端や畑など繁殖する姿に例えたのでしょう。

 

 

   ハートの葉っぱも色づいてきます、カツラの葉。
   葉っぱにもいろいろな形があるけど
   ハートの形にしてみんなに喜んでもらうのも芸のうちです。

 

 

   初夏に白い十文字型の花を咲かせるヤマボウシの実、
   熟すと地面に落下し、そのまま皮を剥いて生でも食べられます。
   味は甘くマンゴーやバナナ、あけびの味に似ていると言われます。

 

 

   あちこちに落葉が見られる季節になりました。
   楽しみは街のゲージツ家たちの腕前です、
   そのまま踏んで歩くがははばかられるような作品。
   「書を捨てよ、町へ出よう」、
   家にくすぶってばかりいないで街に出ましょう
   うん、ちょっとコロナが怖いけどね。

 

          data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影   8月29日  都市農業公園

          

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夏草やつわものどもが夢の跡

2022-09-13 | 散歩

  芭蕉の句ではないけど
  雑草に覆われてしまった花壇。
  雑草園に変わってしまったその花壇に
  分け入って宝石を探します。

 

   右側の花壇はボランティアさんによって守られているけど
   その周りは夏草と灌木に覆われちょっとしたジャングルみたい。
   道なき道を分け入って宝石を探しましょう。

 

 

   この前はつぼみだったたくさんのレンゲショウマ、
   案に相違してたくさんの花をつけていた。
   これだけ咲いてくれると壮観だね。

 

 

   オオケタデ(大毛蓼)  タデ科イヌタデ属。
   東南アジア原産。
   濃いピンクの花がきれい、夏から秋にかけて開花。
   イヌタデの大型版。茎が太く、全体に毛が多いのが名の由来。

 

 

   メハジキ(目弾き)  シソ科メハジキ属。
   昔、子供がこの茎をまぶたに貼って
   目を開かせて遊んだことから「目弾き」になった。

 

 

   ヘビウリの花がまだ咲いていた。
   ご本尊はすでにオレンジに変色して崩れ落ちているものも、
   花は命の限り咲き続けるんだね。

 

 

   コミカンソウ(小蜜柑草)  コミカンソウ科コミカンソウ属。
   日本では関東地方よりも西の各地に分布します。
   畑や道端などでよく目にする雑草で、
   直径2~3mm程度の赤色の実をつける姿がミカンに似ていることから、
   この和名がつけられたと考えられています。

 

 

   ムラサキゴテンのような、またムラサキツユクサのような花。
   「トラデスカンティア・シラモンタナ」は、ツユクサ科ムラサキツユクサ属。
   原産地はムラサキゴテンと同じくメキシコだそうです。
   園芸名はシラユキヒメ(白雪姫)、流通名はホワイトベルベットとか。
   朝方開いて昼ごろには閉じる一日花です。

 

 

   アミホオズキに進行中、
   お天気がパッとしない中でアミホオズキになるのか
   それとも朽ち果てるのか気になります。

 

 

   ベニシジミ  シジミチョウ科ベニシジミ属。
   原っぱや畑の周辺など、開けた明るい環境に多く見られます。
   地面近くを飛び、いろいろな花でよく吸蜜する。
   人家周辺でも最も普通に見られるチョウのひとつ。

   いろいろなチョウが飛んできてくれるけど
   翅を開いたままさあどうぞと撮らせてくれるチョウはいない。
   花に止まったのを撮られただけで善しとしましょうか。

 

          data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影   9月3日  舎人公園

          

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花壇にはシュウカイドウが

2022-09-12 | 季節の花

  今年はどうしたんだろう
  花壇の周りの雑草地にシュウカイドウがいっぱい。
  去年は見なかったような気がするけど
  好きな花なのでありがたい限りです。

 

   シュウカイドウ(秋海棠)  シュウカイドウ科シュウカイドウ属。
   和名は中国名「秋海棠」の音読みから。

 

 

   江戸時代に中国から渡来した帰化植物です。
   バラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせていることから
   秋海棠(シュカイドウ)との名がつきました。

 

 

   花言葉は「恋の悩み」「片思い」です。
   秋海棠の花言葉、ピンク色の花を下向きに咲かせる様子が、
   まるで頬を赤らめてうつむいている姿に似ていることから
   「恋の悩み」の花言葉がついたとする説があります。
   また、秋海棠のハート形の葉が左右で大きさが違うことから
   「片思い」という花言葉につながったとする説は有名です。

 

 

   別名として「断腸花(だんちょうか)」があります。
   断腸花は中国の逸話に由来し、
   恋人と引き裂かれた女性の涙から咲いた花というものです。
   さまざまな呼び名や逸話が生まれるほど、
   秋海棠は愛されてきた花といえます。
   花弁のように見えるのは大きい2枚は萼片、小さい2枚(雌花は1枚)が花弁です。

 

 

   シュウカイドウは雌雄異花同株で同じ株から雌雄の花を咲かせます。
   これは雌花、
   花の付け根に三角形の子房があります、黄色い花も小さい。
   雄花にはこの三角形がなく花も真ん丸で立派です。

 

 

   雄花、萼片は大きく真ん中の黄色い花もまん丸で大きい。
   雄花は根元の方に、雌花は先端に咲きます。

 

 

   根元、上の方に雄花が下の方の末端に雌花が咲いています。
   シュウカイドウはいわゆるベゴニアの一種です、
   一目ですぐベコニアの仲間と分かる花と草姿ですが、
   豪華なベコニアの園芸種と比べるとどことなく和の雰囲気を持った花です。

   「秋海棠 西瓜の色に咲きにけり」   松尾芭蕉

 

 

   今日は大好きなセセリちゃん。
   日本ではチョウとして扱われるけど、見た目はガ(蛾)に似ている…
   そんな"チョウとガの中間的な存在"であるのがセセリチョウ。
   セセリ"チョウ"というように、セセリチョウは基本的にチョウとして扱われ、
   図鑑でもチョウの仲間として紹介されています。

   いろいろな種類がいるけどよく見るのはこのタイプ、
   イチモンジセセリ(一文字セセリ)、翅の白い斑点が一文字!。

 

          data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影   9月 3日  舎人公園

          

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中秋の名月 2022

2022-09-11 | イベント

  お天気にあまり期待が出来なかったので
  名月のことはほぼ忘れていたけど、
  テレビで朝から中秋の名月だよ~と
  繰り返し言うので「ならば行ってみっかぁ」。

 

   土手へ上がってみたら東の空に後光が差している、
   東だから夕焼けではないしこんな空も珍しいね。

 

 

   ちょっと時間があると思ってロケハンをしながら上を見たら光る点、
   飛んでいた旅客機にロックオン。ISO6400、原寸切り出しなので画質にはご勘弁を。

 

 

   ふと振り返ったらお月さまはもうお出ましになっている、
   いつものところと違うので出る角度に誤認があったみたい。

 

 

   今回は前景に木立かなんか配してみたい、
   そんな思いからいつもと違う場所を選んだので慌てちゃった。

 

 

   無機質な都会の光景より
   ちょっと前景に草か木をあしらってみたかった。

 

 

   一応ロケハンはしたんだけど
   なかなか思うようにはいかないね。

 

 

   そうこう慌てているうちにお月さまはどんどん高くなっていく、
   今夜はこんなところで打ち上げとしようか。

 

 

   帰りの駄賃に毎度おなじみスカイツリーなど撮ってみる。
   夜の土手を歩いてみると暗い中にいろいろな人たちが、
   カップル、家族連れ、ワンコの散歩、、、
   暗くなってからは外へ出ない私には驚きだ。

 

 

   2022中秋の名月、見られてよかったね。
   10月8日、十三夜の月は見られるかな。

 

 

   初めから企んでいればもうちょっと撮り方もあったろうけど、
   画像の編集をしながらふと思いついたので、、、。

   何ごとにもお手軽に思いつきではなく前もって
   用意周到な準備が必要だね。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影   9月10日  荒川河川敷

          

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