オミナエシはご存知のように女郎花と書きますが
オトコエシという花をご存知ですか。
男郎花と書きます、オミナエシに姿形は似ているけど、
花の色は白く、姿は遙かに逞しくオトコらしい花です。
オミナエシが佳境に入っています、
園内いたるところで咲いていて秋だなぁ・・・。
他の植物を覆い隠すほどの隆盛さ、
まあ秋だから仕方ないか。
園路にもいっぱい咲いてチョウを呼び寄せたり、
これ以上蔓延られると歩くにも困る。
そんな中によく似た花が白い色で、
これがオトコエシ、男郎花です。
日本全国から中国にかけて分布する草本、
山地の道端などに生育することが多いとか。
和名の由来はオミナエシと対比させてつけられたもので、
花の色が白く地味で茎や葉はオミナエシより大きく、
男性的な感じがするというところからこの名がつけられた。
黄色い花の女郎花(オミナエシ)と似ているが、
男郎花の花色は白、茎や葉は女郎花より大きい。
オミナエシはどこででも見られるけど
オトコエシはちょっと珍しい花かな。
ミズヒキ(水引) タデ科イヌタデ属。
花の上が赤く下が白いので紅白の水引に似ていると。
この花も今が盛りで自由奔放に細長い花序をのばしています。
キンミズヒキ(金水引) バラ科キンミズヒキ属。
黄色い小さな花をつける穂を熨斗袋(のしぶくろ)につける
金色の水引に見立てての命名。
植物には微妙に似たような花がありますね。
今日は蒲(ガマ)の穂に止まったシオカラトンボ。
こう見えても「花」です、ガマ。
トンボが止まっているところが雌花、尻尾の細いのが雄花、
ガマの穂は雄花も雌花も花弁がないのが特徴で、
とても花のようには見えません。
穂状なことからガマの穂と呼ばれています。
冬になるとこの花穂の中から綿毛がブワーッと出てきて飛散する。
1本の花穂から出る綿毛には約10万個のタネがあるらしいと。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 9月 1日 向島百花園