花と蝶
舎人(とねり)公園へ行ったけど
ルコウソウ以外見るべき花もない。
見たら花壇にチョウが群れ飛んでいる、
1時間ばかりチョウを撮って過ごしてしまった。
どこででも見られるモンシロチョウ。
幼虫の食草は、キャベツ・ハクサイ・ブロッコリーなどのアブラナ科植物なので
農業では放置出来ない害虫で農薬による防除の対象になっている。
モンキチョウ。
原っぱ、公園、河原など開けた環境に広く生息する黄色いチョウ。
メスには、白っぽいタイプもいる。大きさはモンシロチョウとほぼ同じ。
活発に飛びいろいろな花で吸蜜する、早春から現れ晩秋まで見られる。
キチョウ。
林縁や草原で普通に見られる黄色いチョウ。
モンシロチョウやモンキチョウよりはひとまわり小さい。
せわしなく飛び、いろいろな花で吸蜜したり、地面で吸水する。
翅に模様はほとんどなく斑点が点在するだけ。
ナミアゲハ。
もっともなじみ深いチョウのひとつ。
都会の真ん中から山地まで、さまざまな環境で見ることができる。
あまりに普通種すぎて見過ごしがちだが翅のデザインは美しい。
ただ名前がナミ(並)なのがちょっとかわいそう。
キアゲハ。
その名のとおりやや黄色っぽいアゲハチョウ。
前翅の付け根が黒くなっていることで、普通のアゲハと
見分けることができる(普通のアゲハでは縞模様になっている)。
ヤマトシジミ。
人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウ。
翅の表面はやや光沢のある水色で、
裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられている。
季節によって色が変化し、低温になると地の灰色が黒に近づいていく。
ベニシジミ。
ベニ色(紅色)のチョウと一言で言っても春は明るいオレンジ色、
季節とともに紅色も深みを増して、秋にはレンガ色に近い紅色になる。
百戦錬磨のつわものなのか翅がボロボロになっている。
白色で細い翅を持った可憐なシロチョウの仲間、「ヒメシロチョウ」かな。
東日本の河川の堤防や田畑の土手、
草原などで見られるが分布は極限されるようです。
もしかしたら間違っているかも・・・。m(_ _)m
そしてセセリちゃん。
セセリチョウの名前の由来は「せせる」からきています。
せせるとは尖ったもので突き回すことを指す言葉で、
セセリチョウの仲間が花のミツを吸う時に口吻を突き立てながら
蜜を吸っている様子から名付けられました。
1時間あまりでこれだけのチョウがやってきました、
もちろん逃したのもいるのでこれ以上かな。
ほとんど移動することもなくこれだけ撮れた、
花と違って飛び回るので疲れたけどね。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 9月12日 舎人公園