今日から6月です。
(写真は、画像サイトからお借りしたフクシアの花)
数十年前、私はJune brideでした。
そう、6月の花嫁でした。
母たちからは、黒留袖を袷にするか単衣にするか、「中途半端な季節」と恨めしそうに言われたものです。
当時は結婚式といったら、春か秋が定番でしたから。
昔から新しもの好きだった私は、June brideの先駆けだったというわけです。
案の定、当日は雨でした。
けれど披露宴がおわるころには、すっかり晴れて、まばゆいばかりの夕日が。
息子夫婦は9月。娘夫婦は10月に結婚式をあげました。
息子たちの結婚式も、September rain、雨でした。窓に伝わる雨のしずくと、その日の主役である彼女の弾くピアノの音色が、すごく合っていたのをおぼえています。
娘たちの結婚式は、10月の晴れた青空の日でした。
披露宴会場の外にあったプールには、ひかりの粒がきらきらと躍っていました。
記憶というのはこんなふうに、必ず、お天気とワンセットでインプットされているから不思議です。
(写真は、画像サイトからお借りしたフクシアの花)
数十年前、私はJune brideでした。
そう、6月の花嫁でした。
母たちからは、黒留袖を袷にするか単衣にするか、「中途半端な季節」と恨めしそうに言われたものです。
当時は結婚式といったら、春か秋が定番でしたから。
昔から新しもの好きだった私は、June brideの先駆けだったというわけです。
案の定、当日は雨でした。
けれど披露宴がおわるころには、すっかり晴れて、まばゆいばかりの夕日が。
息子夫婦は9月。娘夫婦は10月に結婚式をあげました。
息子たちの結婚式も、September rain、雨でした。窓に伝わる雨のしずくと、その日の主役である彼女の弾くピアノの音色が、すごく合っていたのをおぼえています。
娘たちの結婚式は、10月の晴れた青空の日でした。
披露宴会場の外にあったプールには、ひかりの粒がきらきらと躍っていました。
記憶というのはこんなふうに、必ず、お天気とワンセットでインプットされているから不思議です。