20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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タイムマシーン

2010年06月14日 | Weblog
 マンションのお庭にガクアジサイが咲いていました。
 東京も梅雨入りしたようです。

 7月のはじめに『be-子どもと本』という、仲間うちの研究会の一年に一度の合宿があります。
 毎年、伊豆の海の見えるペンションを貸し切りにして行っているのです。
 いま仲間のみなさんは、そこへ提出する原稿に追われているようです。
 かくいう私も・・・。
 
 実は金曜の夕方、このところずっと取り組んでいた、児文協の18日の財政問題の会議のための資料のことで、気になるところが出て来て、その合宿提出用作品の原稿用紙をベースにして書類を作ったのです。
 横書きの書類の作り方がわからなかったので、その原稿がたまたま私の求めている形で保存されていたので。
 
 土曜日の午後、仕事にとりかかろうと、原稿のファイルを開いたら・・・。
 その原稿が影も形もなくなっていたのです。頭が真っ白になりました。
 まさに「うそ!?」って感じです。
「出て!出て来て、原稿!」
 パソコンに叫びながら、あちこちをいじりました。でも元には戻りませんでした。
 ちゃんと別名保存したのですが、その両方に児文協の会議のための書類が保存されていて、原稿を消去してしまったようです。
 財政問題で、かなり疲弊していて、注意力が散漫だったようです。
 うらめしくて、悔しくて、なんどもやみくもにキーボードを叩き続けました。

 と、その原稿を消してしまったという話を、昨日のboogのコメントに書きましたら、今朝ほど息子が大学から電話をくれました。
「タイムマシーンで、探して見ようか」と。
 息子の指示通り、パソコンをいじると、なんと画面は宇宙空間へ。
「金曜日の夕方、消しちゃったっていうことは、木曜日まで遡ってみよう」
 指示通りに動かすと、あれよあれよというまに、時間は木曜日に。
「あった! ちょっと開いてみるわね」
 うそ!
 消しちゃったはずの、書きかけのあの原稿が、するりと目の前に現れたのです。
 夢のようです。

 そんなわけで、3日ぶりにその原稿と向き合っています。
 それにしても、タイムマシーン。はじめて乗りました。
 宇宙空間は、幻想的でなかなかステキでした。
コメント (2)
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