朝日新聞の夕刊で、落合恵子さんが「わたしの半世紀」という、ご自身のこれまでの歴史を語っています。
その中に、「マンスフィールド短編集」のことがでてきました。
私もその昔、夢中で読んだ本です。
その記事を読んで、思い出し、本棚から引っ張り出して来ました。
彼女の小説修行は、チェーホフから始まったと言われています。
チェーホフを真似た作品もあります。
児童文学を書き始めた頃、思い出しては、繰り返し繰り返し、読んでいたのが、このマンスフィールドでした。
彼女の独特な文体が好きでした。
そんな昔のことを、あの記事が、ふと懐かしく思い出せてくれました。
(写真は、新潮文庫の『マンスフィールド短編集』。もうぼろぼろです)