日本ペンクラブのイベントのご紹介です。
児童文学者の代表として、日本児童文学者協会理事長の内田麟太郎さんが、ご登壇されます。
ぜひたくさんのみなさま、ご参加下さいますよう・・・・。
私も参加します。
3月21日の閣議決定に抗議し、表現者として、
共謀罪そしてその先に来る監視社会に、「NO」を宣言します。
日時:2017年4月7日(金)午後6時半から8時半
場所:文京区シビックセンター 小ホール
参加費:1000円
当日先着順:事前申込不要 定員280名
発言(敬称略、順不同)
浅田次郎(作家、日本ペンクラブ会長)
雨宮処凛(作家)
内田麟太郎(絵本作家、日本児童文学者協会理事長)
江成常夫(写真家)
香山リカ(精神科医・作家)
田近正樹(日本雑誌協会人権・言論特別委員会
日本書籍出版協会出版の自由と責任に関する委員会)
中島京子(作家)
ビッグ錠(漫画家)
森絵都(作家、日本ペンクラブ常務理事)
森達也(作家・映画監督) ほか
山口勝廣(写真家、日本写真家協会専務理事)
司会:山田健太(日本ペンクラブ常務理事・言論表現委員会委員長)
主催:一般社団法人日本ペンクラブ
問い合わせ先: info@japanpen.or.jp
会の趣旨:
政府は「共謀罪」について、テロリストを捕まえるためのもので、
「一般人」には関係ない法律だと言っています。
そしてオリンピック開催のためにはテロ対策として、
どうしても必要だと繰り返しています。
でもこれまで「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)」は
3度にわたって国会に上程されながら、
いずれも廃案になった経緯があります。
そこからは、編集会議で「徹底取材」を確認し、
嫌がる政治家をしつこくコメントを求めることまで、
罪の対象になる可能性が見えてきます。
しかも、疑わしいだけで、しかもその基準もあいまいで
警察の恣意的な判断の下で、検挙され身柄が拘束されることになります。
さらにそのためには、日常的に電話やメールを
盗聴するなどして証拠を集めることが必要で、
そのために必要な法改正がなされ、その結果、
自分たちが知らないうちに、取材過程が監視されることになりかねません。
言論・表現活動に携わる者として、
共謀罪が取材・報道の自由とどのような影響があるのかを
改めて確認し、同時に、昨今の《言論萎縮状況》に
いかに立ち向かっていくかを語り合う、
元気が出る会にしていきたいと思います。