20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「海月姫」

2018年02月14日 | Weblog

        

 ショーウインドウで見つけた、クラゲの成りすまし・・・?

 

 『海月姫』という、東村アキコの漫画があります。

 ボロアパートで暮らしている、いわゆる腐女子たちのお話です。

 私はこの漫画が大好きで・・・。

 腐女子に興味があるわけではなく、ここで描かれている、一人一人のキャラクターが面白くて、そのディテールに惹かれたのです。

 

 この漫画原作の、テレビドラマが始まりました。

 いわゆる実写版です。

 早速、録画して、お夕食を食べながら見ました。

 もちろん夫は、無反応・・というより、むしろ「もうこれ以上見たくない」という反応。

 私も、実際の人間たちが演じている、このドラマのディテールにはどうも共感できません。

 キャラが作り物めいていて、嘘くさいのです。

 漫画は、あんなに面白いのに。

 あれは、やっぱり漫画の力だったのかもしれません。

 

 かなり前から、NHKでアニメ「3月のライオン」をやっていました。

 ストーリーはわかっていますが、その叙情的なアニメの描写に惹かれて録画を始めました。

 ところが、ちっとも録画がとれていない。

 毎回のように、時間帯や曜日が変わっているようで、私のような録画派にとっては、一番始末の悪い番組でした。

 結局、何回かは録画されていたので、その都度、感動しながら見ていたのに、いつの間にか、放送から消えていました。

 代わりに録画には、毎回、意味不明なものばかりがとれています。

 あれって、何か戦略でもあるのでしょうか?

 NHKの姿勢が不可解でなりませんでした。

 

 漫画も、これくらい必死に録画を追いかける魅力的な実写版を。・・・

 同じく漫画原作の実写版『重版出来』は面白かったです。黒木華のひたむきさと、彼女らしくない弾けた可愛さが面白かったのかもしれません。

 『校閲ガール』も、石原さとみのファッションが面白かったです。

 石原さとみといえば「アンナチュラル」、これは漫画原作ではありませんが、今季テレビドラマの一押しです。

  すべて録画で、お夕食を食べながらの、おこたつシアターです。

 

 さてさて、こんなことを書いていないで、早く書評を書き上げなくちゃ。

 締め切り、近し(汗)。

コメント
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