20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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シューズ入れバッグ

2018年06月05日 | Weblog

             

 ジムの、上履き用の入れ物を、昔からきている人は皆さん、持っていらっしゃいます。

 ジムでは、何かあると、そこだけで使える「ドル」というのをくれます。

 その「ドル」を集めて、皆さん、Tシャツなどをいただいているようです。

 

 でも私は、名前の入ったTシャツなど欲しくないので、ずっとためていました。 

 現在168ドル、あります。

 Tシャツが2枚くらいもらえるドル数です。

 

 1ヶ月が終わりになる頃、お仲間のおばさまが「あなた、今月は目標日数、きてる?」と聞いてくれます。

「はい、8回きています」そう答えると、「じゃあ、一週間は何回きてる?」と。

「2回です」

「じゃあ、2ドル、もらって帰った方がいいわよ」

 毎月、そう教えていただき、ためていたら168ドルにもなってしまいました。

「じゃあ、これで、Tシャツとか、何か、もらったら?」

 いろんなおばさまに言われます。

「でも、私、シューズ入れが欲しいんです。皆さん、上履きを、シューズ入れに入れて持っていらしてるでしょ? 私もそれが欲しいです」

「ああ、もう、ないのかもしれないわね」と、どなたかが・・・。

 

 そんなやりとりを、聞いていたくださった、ひとりのおばさまが、昨日の朝「はい、上履き入れの袋。赤がお好きみたいだから、赤い布で作ったわ」と。

 中には、ビニールの袋が入っています。(写真のです)

 

「あら、こんなの、もったいない。私、うちに持っているから、今度、持ってきてあげる」と、どなたかが。

 すかさず、作ってくださった方が、私の耳元で「いつも、この袋を持ってきてくださった方が、私、うれしいわ」と。

 多分、皆さん、私よりいくつか、年齢の上の方が多いです。

 でも皆さん、とても親切で、いい方ばかりで・・・。

 私が喜ぶ顔を想像しながら、こんなステキな袋を手縫いで縫ってくださったなんて・・・。

 

 そのあといった「あいよ」の八百屋さんですごく並んで、もうジリジリ、日に焼けそうでした。

 顔全部を隠すような帽子を売っていますが、それを買おうかな。

 自転車で、日傘というわけには行きませんので・・・。

 

 そんな帽子をかぶったら、だんだん・・じゃなくて、すごく、下町のおばさん化していくのだろうな。

 でも、結構、この地域、気に入っています。

 お節介ですが、すごくいい人がたくさんいるので・・・。

 八百屋さんを並んでいたら、若いママの胸の前に抱いている赤ちゃんが、泣いていました。

 すかさず、どなたかが、「赤ちゃんが、暑いのよ。列の前に入れてあげて」と。

 ありがたそうに、その若いママは、列の前に入って行きました。

 文句を言う人など、いません。みんな、ニコニコ、赤ちゃんを見守っています。

 

 私の靴入れといい、赤ちゃん優先席と言い、すごくうれしい、昨日の朝の出来事でした。

コメント
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