我が家のベランダから見た、夕暮れの富士山と、うす桃いろのそら。
空気が透明感を増してくると、こうして富士山が見えるようになります。
シルエットだけですが・・・。
昔は全景が見えたのに、富士山方向には、建物がどんどん建って行きます。
オリンピック需要でしょうか。
先日、豊橋に伺った時も、行きの新幹線で、山頂に雪をかぶった富士山が、裾野まで見えました。
帰りは、もう真っ暗だったので、見えませんでしたが・・・。
富士山って、やはり不思議なパワーをもらえる山です。
先日、何気なくテレビを見ていたら、「レイライン」という言葉が出てきました。
「レイライン」とは、太陽の通り道をいうらしいです。
その昔、江戸城を、今の皇居のある場所に築城したのは、埼玉県・川越市にある「喜多院」に祀られている、天台宗の僧侶である、天海です。
天海は、今でいう、風水的な手法で、東北の鬼門には上野の「寛永寺」を。
裏鬼門には「増上寺」を作り、魔除けをしたらしいです。
そして、そのレイラインは、富士山から江戸城、そして茨城の鹿島神宮まで、線を引くと繋がっているそうです。
もう一本のレイラインは、江戸城をつなぎ、日光東照宮に繋がっているとか。
東照宮には、家康の霊廟もあります。
風水のことは、あまりよく知りませんが、家康は、どこで天海を見つけ出し、その天海はどうやって荒れ野原だった、江戸の地に、徳川のお城を築城しようと試みたのでしょうか?
そのテレビを見ていたので、新幹線から富士山が見えて、なんとなく嬉しくなったのは、そのレイランのせいかもしれないと思いました。
いえいえ、そんな理屈は関係なく、やはり日本で一番高い山の雄姿を、裾野まで見られたということが、一瞬、胸をワクワクさせるのかもしれません。