20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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お仏壇の香炉灰

2023年10月26日 | Weblog
           

繊細なお花。
トルコキキョウです。

うちは年中、お花を切らさないのは、お仏壇のためです。
お花を長持ちさせる、液を、朝、お線香をあげるたび、付け足しています。

今は、2〜3週間は、持ってくれます。
夏の暑いうちは、1週間もぎりぎりでしたが。

お仏壇のお線香たての香炉に入れる砂を、いつも、門前仲町の仏具屋さんで買っていました。奥さんがきれいな外人さん。
今は、ハーフのイケメンの息子さんが、跡を継いでいます。

洗える銀の砂と、洗える金の砂。

でも、ひと月もしないうちに、お線香の燃え残りが、香炉に残り、それで、お線香を立てるのが、だんだん硬くなってきます。
そしては、「網付き灰ならし」というので、燃え残ったお線香のお掃除をします。
洗えるとは言いますが、そんなことをしている暇はありません。

銀の砂。金の砂。そこそこのお値段なので、それぞれ、半年は使いたいなと思い、ささやかな努力です。

ところがところが、ネットを見ていたら、百円ショップ「ダイソー」の香炉灰が、すごくいいと・・・。
慌てて、3袋買ってきました。

百均ですから、一袋をひと月、使って、捨てても、胸が痛みません。

今はもっぱら、百均の香炉灰オンリーとなりました。
お仏壇のお手入れも、簡単になりました。

義父が亡くなり、義母が亡くなり、昨年はコロナで一年遅れの、母の13回忌と、1年早めの父の33回忌を一緒にと、親戚に集まっていただき、霊園で法事を行いました。

母が亡くなって、お仏壇をお守りすることになって、もうそれだけの月日が経つのに、やっと香炉灰の苦心から、近頃は解放されています。
コメント
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