脱原発を考えるペンクラブの集い part2
日本ペンクラブはこれまで、核兵器の廃絶を訴え、あらゆる核実験に反対し続けてきました。
チェルノブイリそして福島原発の事故が、地上での核実験や核兵器使用に匹敵する被害状況であることは周知の事実です。
私たちはもはや核の平和利用という言葉に惑わされることなく、脱原発を目指すべきだと考え、すでに集会を開くなど活動を続けています。今回の集会は、3.11 から1年後の福島と、事故後26 年目のチェルノブイリを取材したペンクラブ視察団の報告とともに、未来についても問題提起を行います。
* 開催日時:2012 年 8 月 30 日(木) 18 時 30 分~ 21 時
* 入場料:無料(事前申込みは必要ありません)
* 主催:日本ペンクラブ
* 会場:専修大学(1 号館・301 教室)
定員 300 名
〒 101-8425 東京都千代田区神田神保町 3-8 (地下鉄神保町駅A2出口より3分)
<プログラム>
総合司会 高橋千劔破
● 第 1 部 基調報告
・福島視察について 吉岡忍
・チェルノブイリ視察団活動報告 野上暁
・チェルノブイリ視察について 浅田次郎
・チェルノブイリで分かったこと 中村敦夫
・ビデオ上映と解説 神保哲生
● 第 2 部 会場との対話 コーディネーター 山田健太
チェルノブイリ視察団 8 名登壇
・大原雄、住友達也、宮崎信也、森絵都のコメント
● 第 3 部 未来への提言
・広河隆一(スライド上映)
たくさんの皆さまのご参加をお待ちしております。
今後新しい原発を作ることを凍結しましたね。
理由は、核の最終処分場が確定しないということ。
考えてみれば当たり前のことなのに、
日本では安易に再稼動させてしまう。
払うあてがまったくないのに、膨大な借金を背負い込むようなものです。
今生きているものたちは、たかだか数十年の命です。
ただ、そのあとに膨大な命の流れがあることを忘れている。
そのものたちに、どう責任を取ったらいいのでしょう。
暗澹たるものがあります。
旅の恥はかき捨てにならないよう、立つ鳥あとを濁さずの精神でゆきたいものです。
そのために少し不自由をしたって(そんなことないと思いますが)・・・たとえ、毎日の晩酌ができなくなったって、我慢します、たぶん(笑)
ほんとうですね。
チェルノブイリにいらした視察団の方々がおっしゃっていました。
数年後、日本はチェルノブイリになる。
のど元過ぎれば・・・すぐに忘れがちです。
ましてや放射能は目に見えないので、なおさらです。
このままでは電力が足りないと、夏の初め、私たちは脅され続けました。でもそれが大飯原発を再作動させるためのエクスキューズであったことを、残暑厳しき今、私たちは知ってしまいました。
なんどそういうまやかしのなかをいろいろが進んできたことか!
これからを生きる子どもたちのために、今こそがんばりましょうね。