20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

研究会「石井桃子の作品目録にのらなかった絵本と紙芝居」

2014年12月09日 | Weblog

            

 今日は茅場町の、日本ペンクラブの会議室で、絵本研究家の澤田精一さんから「石井桃子」についてのお話をうかがう、研究会が行われます。

 私たちの知らなかった、石井桃子論が展開されるようです。

 とても楽しみです。

 終了後は、ペンクラブ「子どもの本」委員会の忘年会です。

↓は、昨日12月8日に発表された、日本ペンクラブの声明を、野上暁さんのFBから貼り付けさせていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本ペンクラブ声明【太平洋戦争開戦の日に当たって】
 

いま、近年のこの国の様子を静かに顧みるとき、世の中がぐらりと傾いてくるような気分に襲われることはないだろうか。この重苦しい気配はどこから生じているのか。

一九四一(昭和16)年12月8日、73年前のこの日、日本は太平洋戦争に突入した。その十年前からつづく日中間の戦争が泥沼化するなか、国際的孤立は深まり、景気は冷え込み、民心も鬱屈した。そのあげくの開戦はつかの間、閉塞感を打ち破るかのような幻想をあたえたが、それこそ近隣諸国の人々をも不幸に陥れて突き進んだ大破局への道であった。
 あの時代、政治権力と軍部は一体化し、経済界もアカデミズムもマスメディアも翼賛体制の下に組み敷かれた。日本ペンクラブも、その間、いっさいの自由な言論・表現活動を封じられ、文筆家としての生命を奪われた歴史を持つ。

権力の野放図な振る舞いに歯止めをかける仕組みを、社会の土台に据えなければならない(主権在民・立憲主義・三権分立)。
戦争は絶対にしてはいけない(平和主義)。
一人ひとりの尊厳と人権は十分に尊重されるべきだ(基本的人権)。
私たちの戦後は、こうした基本的原則に基づいて始まったはずであった。

しかし、惨憺たる歴史の反省から再出発した日本は、近年、大きく変質しようとしている。
政府は、特定秘密保護法によって、軍事・諜報情報も不都合な情報も恣意的に隠しおおせるようになった。集団的自衛権の発動によって、世界のどこででも武力の行使と戦争を行える態勢を整えようとしている。また、あの過酷な原発事故にも関わらず、原発推進を再び国策として掲げ、再稼働を急いでいる。
これらが、かつての強権的な国家、絶対の国策の再来でないとしたら、いったい何だというのか。この先に目指されているのは、日本国憲法の根幹にある主権在民・平和主義・基本的人権等の精神の簒奪と否定であろう。それは、この社会を、国家を前面に押し立て、個々人の生命の安全や人権を二の次にし、戦争も辞さない世の中につくり替えていくことに他ならない。
これら差し迫った事態が、日本の現在に重苦しさをもたらしている。

これまで長い間、戦争の記憶は終戦記念日と結びつけられ、語られてきた。玉砕・空襲・原爆・飢餓・抑留等々の悲惨な戦争体験から学ぶことは、いまも少なくない。だが、今日の事態はそれにもまして、こうした悲惨さをもたらした元凶にまで遡り、現在の動きと重ね合わせて見ることを私たちに促している。
私たちは12月8日を忘れない。その失敗から得た痛切な教訓こそ、日本の現在を歴史のながれのなかで見定め、未来を見通す決定的な手がかりとなる、と信ずるからである。
                    2014年12月8日
一般社団法人日本ペンクラブ 
会長  浅田 次郎
副会長   下重 暁子・中西 進 ・西木 正明
専務理事  吉岡 忍 
常務理事   高橋 千剱破・野上 暁 ・ 堀 武昭 ・松本 侑子

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夜明け前の満月

2014年12月08日 | Weblog

          

 満月が、まるで太陽のように輝いています。

 この地球に生まれてきた、はじめての太陽のように地平線から顔をのぞかせて・・・。

 

 5時半に目が覚めたら、まだあたりは暗闇。

 夜が明けていないようです。

 西の空を見たら、目の先に、まぶしい月明かりが・・・。

 あまりに神々しいので、思わずカメラを向けました。

 

 ビルの屋上の赤い航空障害灯と、かがやく満月との対比が、なんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。

 こんな、ステキな光景を見ることができたなんて、まさに「早起きは三文の徳」。

 

 その朝、12月6日は、どうやら2014年最後の満月だったそうです。

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お邪魔します。

2014年12月07日 | Weblog

          

 今日は夫と、息子夫婦の家にお邪魔します。

 息子の奥さんのMさんが、手料理をふるまってくれます。

 お料理上手のMさんの作ってくださるランチ、楽しみです☆

 8月末に新居にお引っ越ししていたのですが、ひと月近くのパリへの出張や、学会や研究会などで多忙を極めていて、今日のご招待になりました。

 

 ☆ ちゃんとは、昨日もチャットでお話しましたが、生☆ちゃんに会うのは、夏以来。

「明日、待ってるね。遊ぼうね」と、☆ちゃんの、にこにこ笑顔。

 昨日はインフルエンザの予防注射をしてきたらしいですが、「泣かなかったよ!」と。

 こうしてチビちゃんたちも、少しずつ大人になっていきます。

 

 写真は、息子の旧ホームページからお借りしました。

 

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オーナメント

2014年12月06日 | Weblog

            

               

                    

 今年もリビングに、クリスマスツリーを飾りました。

 今年は娘がアメリカから、ひと足早いお誕生日プレゼントにと、私にオーナメントを贈ってくれました。

 キラキラしていて、とてもきれいで、かわいいオーナメントです。

 

 毎年飾っているのは、IKEA で買ったオーナメントです。

「どこかで、おんなじオーナメントでツリーを飾っている人、いっぱいいるだろうな」なんて想像しながら・・・。

 

 でも今年のオーナメントは、ちょっと特別。

 昼間でも、リビングに足をはこぶと、キラキラしています。

 手作りの布でできた、お人形は、毛糸がふわふわしています。

 

 今年も我が家に、クリスマスがやってきました。

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初冬の実

2014年12月05日 | Weblog

          

       

       

       

 数日前の夜。

 読書会の友人が、お庭の赤い実、黒い実を、宅配便でお送りくださいました。

 

 赤い実が「さねかずら」

 黒い実が「白やまぶき」だそうです。

 

 友人によると、お天気に誘われお庭を見回していたら、小鳥たちがまだ食べずに残しておいてくれた実があったと・・・。

 こんなお茶花がお庭にあるなんて、ほんとうにうらやましいです。

 

 彼女のお人柄をあらわすように、ひと枝、ひと枝、お水をふくませて丁寧に包んで送ったくださった、瑞々しい木々を大事に飾らせていただきました。 

 北風のふく、でも心はほっこりする、うれしい夜でした。

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子ども読書推進会議 運営幹事会

2014年12月04日 | Weblog

             

 ダリアの小さな花束が、お花屋さんの店先に・・・。

 ステキです。

 

 今日は、午後から出版会館で「子ども読書推進会議」の下半期運営幹事会です。

 運営幹事である児文協・丘修三理事長がご都合がわるいので、企画委員の私が出席いたします。

 

 それが終了後、夕方からは、同じく神楽坂の児文協の事務所で、常任理事会です。

 11月は理事会がなかったので、12月理事会に向けていろいろな課題があるようです。

 

 日が暮れると、手袋が必要なくらいの寒さになりました。

 朝から、コトコトとチキンカレーを煮込んでいます。

 午後いちで、お出かけします。

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「子どもたちの未来のために」blog開設のお知らせ

2014年12月03日 | Weblog

           

 今日は「子どもたちの未来のために」で集めた賛同署名についての記者発表です。

 参議院議員会館で3時からです。

 今日までに集まっている賛同署名は、2590名です。

 多くの皆さまにご協力いただき、ありがとうございました。

 

 また、このたび「子どもたちの未来のために」実行委員会のblogが開設されました。

 折り折りにNewsなどを発信してまいりますので、ブックマークへのご登録をお願いいたします。↓

 http://kodomotachinomirai.blogspot.jp/

 

(写真は、公園の白鷺です。)

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ハウスクリーニング

2014年12月02日 | Weblog

              

 今日は年に一度、ハウスクリーニングをお願いしている日です。

 バスルームや洗面所やトイレは、リフォームしたばかりなのでパスしました。

 

 問題はカーペット。

 我が家はフローリングではないので、すべてのお部屋にカーペットが敷いてあります。

 サロンの、L字型のソファなどは、重くて移動させるのがたいへんなので、そのままにして、そのまわりだけをクリーニングしてもらうという、言わば「四角い部屋を丸く掃く」方式です。

 

 これがはじまると、いよいよ年の暮れが近いことを実感します。

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師走

2014年12月01日 | Weblog

         

 今日から師走。

 年満月の異名もあります。

 いよいよ2014年が満ちていく月になってしまいました。

 

 12月の声を聞いて私の脳裏を過ぎるのは、やはり3日の秩父夜祭りです。

 子どもの頃は、寝ている枕に、遠くで屋台囃子を練習する太鼓の音が聞こえたものです。

 

 従兄弟のけんちゃんは、子どもの頃からそのお囃子の名手でした。

 先日もメールをくれて、地元町内会の三役として、お祭り準備に追われているとか。

 

 お腹の底に響くような祭り囃子の太鼓の音は、いまでも胸のどこかに残っています。

 夜祭りがやってくると、秩父谷も武甲おろしが吹きすさび、寒い冬の到来です。

  そういえば、もう何十年も、お祭りのお囃子も、羊山に打ち上げられる大輪の花火も、日本三大夜祭りの屋台も見ていません。

 なつかしいふるさとです。

〔写真は、お借りしました。・・・けんちゃん、夜祭りの写真、送ってね!)

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