折にふれて

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目覚めた時には晴れていた

2015-03-16 | 折にふれて

ちょっと前、ある冬の日のこと

 

 

スカイツリー撮影の定番とも言えるスポットに出会った

仕事先へ向かう都バスの車窓から、偶然にもこの場所を見つけたのだ

 

冬の日に雲ひとつない空に出会えるということ

雪国に住むものにとってこれほど爽快なことはない

それが朝ともなると、もうそれだけで一日の幸せを先取りした気分になる

大げさな...と思われるかもしれないが、少なくとも北陸人なら十中八九そう思うはずである

 

朝、目覚めとともに眺めた東京の青空

 

東京に暮らす人にとってはなんてこともない空かもしれないが

こんな空を眺めていると、ちょっと懐かしい気分になる

もう40年近くも前のこと

青春時代のテレビドラマと主題歌を思い出す

タイトルは「二丁目三番地」とか、「三丁目四番地」のシリーズものだったはずで

主演は浅丘ルリ子に石坂浩二

それに原田芳雄がからんだ東京に暮らす大人の男女の物語

さらにはその家族も含めた、どこか洗練された生活を思わせるドラマだったと記憶している

当時、受験を控えた田舎青年にとっては、いかにも都会という設定が新鮮で、

地元大学へ進学が当たり前という考えが受験直前に一転

大げさに言うなら、在京の大学を受験するきっかけのひとつにもなった

もちろん、もっと重要な理由があったのだが

このドラマと東京の空はそれほど印象が強かったのである

 

そして、主題歌が...

 

目覚めた時には晴れていた 朝倉理恵

 

いくつかのテーマ曲があったこと、また、この曲自体も競作で、

「赤い鳥」や「伝書鳩」というグループ、さらにはビリー・バンバンのバージョンもあった

ドラマの内容といい、曲のことといい、

つまるところ、大事なことはほとんど覚えておらず

当時の東京の空のイメージをドラマと主題歌とともに

あいまいに記憶しているだけの「青くさい話」である

 

 

 

 

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