折にふれて

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秘境駅の記録 北陸本線 新疋田駅   :鉄写同好会

2016-01-11 | 鉄道写真

 毎月11日は「鉄写同好会」の日

詳しくは発起人てくっぺさんのブログ「高橋さんの写真記念館」をご覧ください


北陸本線 新疋田駅(福井県)。

福井県と滋賀県の県境、山あいにある無人駅 だ。

 

鉄写同好会の主催者であるてくっぺさんに教えていただいたことだが、

新疋田駅は、熱狂的な鉄道ファンであり秘境駅訪問家を自称する牛山隆信氏により秘境駅として認定されている。

氏によると、秘境駅とは、

「周囲に人家がなく、大自然の真っただ中にある」で

「今日のモータリゼーションの普及や、過疎化の進行により利用者が減少したことで、

路線そのものが廃止されることが多い現在、奇跡的に生き残った貴重な存在」 なんだとか。

これは、昨年1月の写真であるが、この積雪から秘境駅の片鱗をうかがうことができる。

ところで、この新疋田駅、奇跡的に生き残った貴重な駅にもかかわらず、「新」と名づけられていることに違和感を感じるが、

その理由は、こちらの記事をご参考いただきたい。

新疋田駅と鳩原ループ線 鉄写同好会  2014.05.11

 

 

この駅の発着は敦賀駅と関西を結ぶ新快速が上下線それぞれ一時間に一本というところ、

しかも乗降客もまばらでだ。

ところが、この駅のプラットホームには、時によっては、乗降客をはるかに上回る鉄道ファンが殺到する

そのお目当てが、疾走する特急列車。

北陸本線は別名「特急街道」、サンダーバード、しらさぎなどの特急列車が頻繁にこの駅を通過する。

しかも、大きなカーブにそってプラットホームが配置されているため、駅撮りにもってこいなのである。

特にこの時期は、待ち時間に雪や風を駅舎でしのげるとあって、遠く関西方面や中京方面からも鉄道ファンが訪れるという。

「奇跡的に生き残った存在」が、これからも鉄道ファンのためにずっと続いてほしいものだ。

 


 

70年代初頭、アメリカのロックシーンを代表するグループだったクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング。

その活動中止を経て、リーダー的存在であったスティーブン・スティルスが結成したバンドがマナサス。

マナサスとは南北戦争の激戦地の名前であり、その地にある駅名にちなんだバンド名だそうだ。

そして、youtubeにあるアルバムジャケットの写真がマナサス駅の構内で撮影されたもの。

アメリカ版秘境駅かどうかは知らないが、なんとなく世間から忘れ去られた駅舎を思わせる。

It Doesn't Matter (Stephen Stills/Manassas) 1972

 

 

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