折にふれて

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音楽とともに、折にふれてあれこれ。

久々の鹿児島 市電軌道緑化  鉄写同好会 

2016-06-11 | 鉄道写真

久々の鹿児島。

多いときは年に2,3回は訪れていたものだが、

当ブログで振り返ってみたところ、6年ぶりとなる。

したがって、せっかくの遠方、いくつかは鹿児島での話題をはさみたい。

そんなわけで今日は11日。てくっぺさんが主宰する「鉄写同好会」の日ということで「鉄」の話。

       ※ 詳しくは発起人てくっぺさんのブログ「高橋さんの写真記念館」をご覧ください。

 

さて、「鉄」という切り口での鹿児島。

6年前と様変わりした事といえば、何はともあれ九州新幹線の開通。

ふと、震災後しばらくして流れたコマーシャル映像を思い出した。

沿線の人々が手を振る姿がどこか日本を元気にしてくれるような気がしたものだ。

そして、もうひとつが鹿児島市電の軌道緑化。

しかし、この軌道緑化についての記憶はあいまいで、

6年前にはすでにあって、気づいていなかっただけかもしれない。

最近、都市緑化に関係する仕事を担当しているので、

鹿児島を訪れる機会があったら、ぜひ軌道緑化を見てみたいと思っていた次第だが、

鹿児島の方からは「もっと前から軌道緑化はあった」と叱られるかもしれない。

 

ともあれ、軌道緑化。

都市のインフラ整備に重要な都市型交通システムのひとつとして路面電車が見直されている。

特に、高齢化社会の到来に備えて、

都市の機能をコンパクトに集約しようとする地方都市においては、

利便性という点で路面電車が脚光を浴びている。

また、路面電車の軌道は、都市の景観形成やヒートアイランド現象緩和という観点から緑化ニーズが高いとされ、

各地で軌道緑化(実験も含めて)の取り組みが始まっているという。

 

そして、その草分け的存在が鹿児島市電というわけだ。

鹿児島の玄関口、JR鹿児島中央駅付近。

ひときわ交通量の多い道路と並行して延びる緑のラインはグレーの街を瑞々しく彩っている。

目にやさしい軌道緑化が都市の美観形成に貢献していることは間違いないようだ。 

南国、しかも夏本番の鹿児島。

この日もうだるような暑さだったが、

一瞬、暑さを忘れて、そう感じた。


 

 なんとなくの選曲というか…

市内を歩いていて流れてきたクラプトン。

Eric Clapton - Change The World

 

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