今週からは3月、雪と格闘した厳しい冬も雪解けが進むとともにどこか遠い日のことのように思えてくる。
そんな週末、久々にカメラを持って遠出、そこで春の到来を予感させる明るい風景に出会った。
Sony α99 Vario-Sonnar 24-70㎜/f2.8 (f/5.6,1/400sec,ISO100)
このあたりは滋賀県でも有数の豪雪地帯。
あたり一面を覆っていたであろう雪も、今は畑や道端にほんの少し残るだけ。
そして、メタセコイヤの並木の向こうには青空に照らされた山々が...
俳句の世界では、木々が芽吹き山が生命に満ちてくる様子を「山笑う」という季語で表現するのだという。
青空とわずかばかりの残雪、そして明るい山々を眺めながら
ふと、山が笑い始めていると感じた瞬間だった。
大昔のことだが...
岡崎友紀という女優がいて、彼女が歌うこの時期の歌があったはず、
この記事を書きながら、そんなことを思い出し、あちこちと検索してようやく見つけることができたのがこの曲。
私は忘れない 岡崎友紀
あらためて聴いてみると、早春の歌でないことに気づいた。
なぜそう思いこんでいたのか、40年以上も前の話で思い出せないが、
北国の青空に別れを告げるのがつらい...そんな歌いだしがそう思わせたのかもしれない。
ついでに岡崎友紀のこと。
ボーイッシュで健康的、それでいてチャーミングな女性だったが、
主演した学園ドラマ、「奥様は18歳」の敵役が松坂慶子だったので、
今はそれなりの年齢を重ねているはず...そう思いつつ曲を聴いていたら、
終了の寸前に今の彼女の姿が...。
予想通り、やっぱり今もすてきな女性だった。