Sony α99 Planar 50㎜ (f/3.2 , 1/1600sec , ISO100)
台風が過ぎた後、空は異様なほどドラマチックな表情を見せることがあって、
台風が足早に日本海を駆け抜けた日の午後、その空を期待していつもの渚へ出てみることにした。
ところが、その日は急速に天候が回復したせいか、
空は一面に晴れわたり、ドラマチック表情とはならなかった。
しかし、空が穏やかさを取り戻したその一方で、
台風が運んできたうねりが激しい波となって渚に押し寄せている。
砕けた波が霧のようにあたり一面に漂って、
近寄ることさえためらうような荒々しさは、まるで、海が沸騰しているよう。
穏やかな青空とは対照的なそんな光景に目を奪われた次第だ。
「沸騰」しているといえば、このひとの音楽を思い出す。
ボスこと、ブルース・スプリングスティーンの代表作。
「明日なき暴走」
Bruce Springsteen - Born to Run
いまの時期の日本海の波を
沸騰する
とは上手い表現ですね。
私だと、「泡立つ」になるところ。
主観の違いで言葉が変わる妙味を感じました。
珍しい波がアワアワな作品をありがとうございます。
海の水温は地上より暖かいのかもしれませんね。
冬の日本海のような波ですね。
シャッタースピードを拝見すると、スローではないですね。
台風一過の青空で、思いと違う空のようですが、
それも一期一会の空ですね。
激しい波がそう感じさせる、沸騰という言葉。
直感でそう思われたのでしょうか。自然とjurakuさんの交わりの瞬間を見たような^^
BGMも効果大ですね。
厳しい海を、きっと何度もご覧になったことのある
jurakuさんが、その荒々しさに目を奪われた、と
仰るのですから、波の沸騰具合も想像できます。
でもお写真を拝見すると、激しさのあまり「瞬時に
凍りついてしまった海」のようにも見えて、
どちらであっても波の、海の激しいエネルギーを
感じました。
それに比べてぽっぽっと白い雲の浮かぶ
青い空は確かに長閑ですね~!
今は共存しているその両者のバランスが
やがて崩れて来るのでしょうか…。
季節の移ろいの中での貴重な1シーンですね。
厳しい海はあまりみたことありません。
沸騰する海‥
確かに波が荒いようですが‥なぜか?
静かなおおらかさを感じるのはなぜでしょうか?
たぶん‥jurakuさんの人柄が表れているのでしょうか‥そんな感じがします。
私も台風が過ぎた直後、、もしくはもっと遠くにいるけど近づいている時など、、湘南の海に出かけたくなります。
波は高いけどそれを望む人も多くて、、その感じを写真に撮りたいなといつも思っていますが、、出来ていません。
御写真では、砂浜のテトラポットという静の描写が波の動きを際立たせていて素晴らしいな〜と思いました。
「泡立つ」
なるほどです。
ただ、風がものすごくて、立っているのもやっと。
まるで、海に怒られているようで
ついつい「沸騰」と野蛮な言葉を使った次第です(笑)
強風の時、「海に近寄るな」と
ニュースなどで言っていますが、
それを実感した次第です。
水は冷たそうでした。
さすが、入っている人がいないので
聞いてはいませんが(笑)
冬の日本海と比べると
波そのものはそれほど高くはなかったという印象です。
しかし、波が押し寄せるスピードが速くて
冬の海よりも恐怖を感じました。
風の怖さでしょうね。
スローシャッターも考えないわけではなかったのですが、
波の飛沫がすごくて、レンズが曇りそうだったので断念しました。
でも、スローで撮った白く流れる海も興味深いですよね。
最初は「煮え立つ」と思ったのですが、
鍋じゃないからと「沸騰」になりました(笑)
スプリングスティーン。
血管キレそうですね(笑)
この海を最初に見たときは、
「今日はいいかな」と思ったのですが、
海の荒れ具合とは対照的な空に気づいた時、
ふと、この光景に入りこんだ次第です。
冬の海の場合は空も同様に荒れているのですが、
この荒々しさと長閑さが共存する風景、
魅力的でした。
>厳しい海はあまりみたことありません。
危険ですから近寄らないほうがいいですね。
今回、危なかしさを感じながらも
長閑さと激しさが共存する海に近づいたのですが、
後から思うと危険な行為だったかもしれません。
良い子は決してマネをしないように(笑)
>砂浜のテトラポットという静の描写が波の動きを際立たせていて
そうなんです。
私も最初はテトラポットに目がいって
この写真の前にはテトラポットばかり撮っていました(笑)
海と空だけで写真の表情を構成するって
ほんと難しいですね。