散歩の途中。白み始めた空にスマホを向けた。
ただ何気ない日常の風景でしかないのだが、
今日の日の出の時間は6時59分。
週末早朝の散歩を習慣にしている自分にとっては
「ようやく!」といった気分で
この待ち遠しい光景を眺めていたのである。
もっとも昼が短いとされる冬至は12月21日だった。
この日、金沢での日の出時間は7時1分。
それから昼の時間は春に向けて次第に長くなっていく。
ところがである。
確かに日の入りの時間は日に日に遅くなっていくのだが
日の出の時間は早くはならない。
それどころか、さらに遅くなり12月31日には7時5分となる。
そこからが長い。
毎年、日の出時間が7時台を切るのが待ち遠しく
今か今かと新聞の気象欄を眺めるのだが、
今年はそれが今日だったというわけだ。
冬至から1か月以上もかかって、日の出時間が早くなったのはわずか3分。
けれどもこれからは早い。日の出時間は日に1分のペースで早くなっていく。
まるで、駆け足で近づく春の足音が聞こえてくるかのように。
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