前回に引き続き近江鉄道...
人の気配が感じられない駅舎
黄色一色の車体
メタリックな車体と自動改札が定着したJR近郊路線に比べると
より「ローカル」という言葉がしっくりと馴染む
さらに、軌道上に無造作に生えた雑草やその上に広がる青空
なんとものどかな雰囲気だ
そんな駅のプラットホームからゆっくりと出ていく列車を眺めていたら、この曲を思い出した
♪Southbound Train (1972) Graham Nash & David Crosby
1960年の後半から1970年当初
アメリカはベトナム戦争や人種差別など多くの政治課題を抱えていた
そんな背景から、このころの音楽においても政治的メッセージ色が強いものが多く
この曲もそのひとつ
カントリー調の伸びやかなメロディとは裏腹に
アメリカ政府はもちろん反政府活動家に対しても痛烈な批判を込めていたものと思う
彼らの歌詞は比喩が多くて、はっきりしたことはわからないが
「南行き列車」というタイトルに人種問題を含めていたのではないかと想像している
”南行き列車” グラハム・ナッシュ
自由だと? ・・・嘲笑いながら、首を横に振る
死者を連れ戻す松明を故郷へ運ぶとでも言うのか?
先祖伝来の土地、その街はずれにある駅へ
それでも南行き列車はただ下っていく
平等だと? ・・・黙って拳と向き合ってみる
怒り、そして疲れ果てて、論点を見失っているのじゃないか?
さっさと楽屋へ戻って、賭博師たちのインチキリストを眺めてみることだ
それでも南行き列車はただ下っていく
友愛だと? ・・・涙を止めることもできやしない
どうしたら恐怖から永遠にのがれることができるのか?
そして、乗客たちは、権力のためにいつも金を支払わされていることを知ったなら
どうするつもりだろう?
それでも南行き列車はただ下っていく
黄色い西武系の色目を引き継いでいる列車には風情が有りますね。
ローカル線の活性化は車両をローカル線に合った新型車を入れるか、逆に時間を止めて仕舞い、過去を保存した姿にするかの2択でしょうが、後者は沿線住民切り捨ての決断!
快適な移動手段の鉄道がお客が戻って来る鍵なのでは無いかと思ったりします。
駅舎が旧式なのは逆に保存すれば良いこと、近江鉄道線はそこが魅力でも有ります♪
追っ掛け展開楽しみにしてます&鉄道むすめ登場も(笑)
あっ!、線路にはATSや信号回線などの保安機器の電流が流れている可能性が有り、昔と違って高度化しており思わぬトラブルを引き起こす可能性が有るので、
降りて歩くのは注意!
いいなぁ~~♪
BGMがぴったりと合いますね。
いろいろと鉄道写真を撮ってみて、自分の好みがわかったように思います。
どうも、取り残されているもの、消え去るものに惹かれているようです。
近江鉄道の今後はわかりませんが、惹かれ始めている自分に気がついた次第です。
月に一度は琵琶湖へ出かけますから、また継続して近江鉄道も追いかけることになると思います。
それと、軌道に電流が流れていること、最近知りました。
被写体に気をとられて、不始末にならないよう気をつけます。
ありがとうございました。
近江鉄道!
琵琶湖の副産物(?)です。
今度はいろいろと調べて、四季折々の近江鉄道を見つけようと思います。
ああ、鉄写に続きがあったのですね。^±^;
いいですね。なんか時代にとらわれない駅ですね。^±^ノ
この寂れ具合は好きです。
秘境駅の牛山さんなら垂涎でしょうね。^±^;
http://hp1.cyberstation.ne.jp/hikyoueki/
秘境駅!ご紹介ありがとうございます。
無人であることは当然ながら、周辺に人家が少ないなど興味深いですね。
ここは新八日市駅ですが、近江鉄道にはまだまだ「時代にとらわれない駅」が多そうです。
また、探しに出かけてみます。
撮ってきました!
ガチャコン(笑)を。多賀大社駅メインで。
そうですか、八日市駅なんですねぇ。
ノスタルジックな駅の風情が
たまりませんね♪
私は次回、近江八幡~太郎坊~八日市~
貴生川 コースに乗ってみようと思います。
貴生川からは信楽高原鉄道も出てますね(^^)
あと、高野山行きの南海電鉄高野線も
乗って、撮りたいです。