ビブリオバウムの蔵書数は110万冊。
そして閲覧席は500席。
地元以外の図書館のことは知らないので
蔵書数に対して閲覧席の数が多いのかどうかはわからないが
心地よい閲覧にこだわっていることだけは
この光景を眺めるだけで理解できる。
閲覧席として机椅子はもちろん、ソファやスツールなど様々なデザインや形状の席が用意されている。
さらに書架と閲覧席が連続的に配置されているが
好きな本を好きな場所で手軽に
閲覧できるように工夫しているのかもしれない。
もちろん、テレワークの場として利用できるし
気の合った人同士がおしゃべりをすることもできる。
「図書館でおしゃべり?!」・・・ご心配なく。
読書に没頭したい人のためにサイレントルームも用意されている。
つまり「図書館だから」という固定観念がなく
常識的な配慮ができる人なら誰でも楽しみながら利用できるということだろう。
NHKの人気番組『ドキュメント72時間』にも取り上げられていたが
能登の震災に遭い、今は金沢で生活している男性の姿が印象に残った。
よく利用されていること以外多くを語ることはなかったし、
この方の静かな物腰から、
慣れない生活の中で心が落ち着く場所になったのかもしれない。
さて、今更ながらの話。
この日はただ写真を撮りたくて訪れて、そそくさと立ち去った。
図書館に来て蔵書に目もくれないのはおかしい。
今度は時間など気にせず、蔵書を手に取って、
居心地のよい席でゆっくりと過ごしてみようと思う。
でも、そうなると売り物なのか?蔵書なのか分からなくて、すごく戸惑うんです。
昔の図書館は、静かにしないといけない空間だったけれど、今は少し緩やかになってますね。
夏休みなどは、お子さんのほっとスペースになっているところもあるし。
好きな本や雑誌を見ながら、ゆっくりできる空間はとても大切です。
私の地元図書館は、今改修工事なのですが、コンクリートで吹き抜けなんで、冬場は寒いんですよ。
ありがとうございます。
この図書館は土日はかなりの混雑とか。
いくらおしゃべりが自由とは言え
ざわざわという周りの音は気になりそう。
ゆっくり読書を楽しむなら平日かな。
病院などの待合室でも雑誌を眺めたりするのが
好きなので、
リタイアしたらしょっちゅう行きそうです。