はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

乗鞍岳に登ってきました(6)

2017-07-12 19:39:39 | 山歩き
畳平に戻ってきた頃には、青空も雲に覆われていました。ニコンのカメラを持った錫杖さん・takayanさんを探しましたが、それらしい姿は見当たりませんでした。お花畑も閉鎖されているので、きっと早くに下りられたのだろうと、ゆっくり花の撮影をすることにしました。

高山植物の女王といえばコマクサです。


夏山でコマクサに出会うと、なぜか勇気づけられます。やはり、厳しい環境の中で生きている姿に心を打たれるからでしょう。


12時50分発、朴の木平行きのバスが出て行きました。


せっかくなので、長野県と岐阜県の県境に立ってみました。(県境に立つ男です。)


コイワカガミです。今回はお花畑が閉鎖されていたので、道端のお花を撮りました。お花は道から少し離れた所にあるので、やっと望遠レンズが役に立ってくれました。


ミヤマキンポウゲでしょうか?ミヤマキンバイかな?ミヤマダイコンソウかもしれません。葉の形で見分けるようですが、よくわかりません。


新緑のナナカマドです。秋には真っ赤に燃えてくれます。


ショウジョウバカマです。


キバナシャクナゲです。


高山植物の名前を知っているように見えるのは、もらってきたパンフレットのおかげです。相変わらず、花の名前はわかりません。


ハクサンイチゲです。


今回は、お花畑が残雪で閉鎖されていましたが、もう少しすると雪も溶けて、お花畑も見頃をむかえるでしょう。


そして、カヤクグリ(イワヒバリ科)が囀っていました。(ひょっとしたら、イワヒバリかもしれません。)


ピーチクパーチクと囀っていました。


楽しかった、そして、ちょっとしんどかった乗鞍登山もこれでおしまいです。富士見岳の上の雲が切れて青空が見えました。


今年は、あと何回かアルプスに行きたいと思っています。何年かぶりに、穂高岳にも登りたいと思っているのですが、かなりハードルが高いなと感じた乗鞍岳登山でした。

<完>