今から約330年前に松尾芭蕉は、みちのくを旅して『おくのほそ道』を著しました。芭蕉さんの足跡を追いかけて東北を何度か旅しましたが、今回は最上川を下ることが出来ました。
川下りの出発点の古口港までは、銀山温泉から約1時間です。途中で素晴らしい雪景色に出会いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/d1/a9dc074bfe3dd6b83afd9a4721ba98ea.jpg)
ここは尾花沢というところですが、芭蕉さんもこの景色を眺めたのでしょう。(もちろん雪景色ではなかったです。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/de/58d5d9e1811dadb0b351a92d55e98751.jpg)
それでは、舟下りを楽しむことにしましょう。ここの船下りは急流があるわけでもなく、方言で喋る船頭さんの語りを楽しむことでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/2e/08b3248287c873ef77797ca0a34ea143.jpg)
芭蕉さんも小船で最上川を下りました。それでは、『おくのほそ道』から「最上川」の章を読みながら、芭蕉さんの気分で川を下りましょう。
「最上川はみちのくより出でて、山形を水上とす。ごてん・はやぶさなど云ふおそろしき難所有り。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/70/2e9425302bfb5c91d9ac3666523026b1.jpg)
「板敷山の北を流れて、果ては酒田の海に入る。左右山覆ひ、茂みの中に船を下す。白糸の瀧は青葉の隙ひまに落ちて、仙人堂岸に臨みて立つ。水みなぎって舟あやうし。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d2/a5a8edd0ffd5845ac060262fdb8f9a99.jpg)
「五月雨をあつめて早し最上川」と書かれています。この季節でも水量はありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/fb/e824f8d49721c32e8c7f800d3fe3d842.jpg)
この最上川は、芭蕉さんの俳句のおかげで有名になったのでしょう。名残の紅葉がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/53/8c370f661837fc2acc7c4b25de2c0496.jpg)
ケヤキの林が美しかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/1b/cc8e53f56d886948eec22490ab32e6bd.jpg)
これが仙人堂です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d7/4a5c05906e1179eb0c4dd3ab8604700b.jpg)
そして、これが白糸の瀧です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/0c/d2fbd47c9f3f90ca09279392b2be0c4e.jpg)
上流を振り返ると、「左右山覆ひ」雲がたなびいていました。芭蕉さんと同じ景色を共有できて嬉しかったです。芭蕉さんも西行さんの足跡を訪ねて歩いたのですが、歌枕の旅は面白いものです。これってアニメの聖地巡礼も同じことなんでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/77/5346fbc41297cfe7c3c15a117e5ef7ca.jpg)
楽しかった東北の旅もこれでおしまいです。ご覧いただきありがとうございました。
※訪問日 12月3日
川下りの出発点の古口港までは、銀山温泉から約1時間です。途中で素晴らしい雪景色に出会いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/d1/a9dc074bfe3dd6b83afd9a4721ba98ea.jpg)
ここは尾花沢というところですが、芭蕉さんもこの景色を眺めたのでしょう。(もちろん雪景色ではなかったです。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/de/58d5d9e1811dadb0b351a92d55e98751.jpg)
それでは、舟下りを楽しむことにしましょう。ここの船下りは急流があるわけでもなく、方言で喋る船頭さんの語りを楽しむことでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/2e/08b3248287c873ef77797ca0a34ea143.jpg)
芭蕉さんも小船で最上川を下りました。それでは、『おくのほそ道』から「最上川」の章を読みながら、芭蕉さんの気分で川を下りましょう。
「最上川はみちのくより出でて、山形を水上とす。ごてん・はやぶさなど云ふおそろしき難所有り。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/70/2e9425302bfb5c91d9ac3666523026b1.jpg)
「板敷山の北を流れて、果ては酒田の海に入る。左右山覆ひ、茂みの中に船を下す。白糸の瀧は青葉の隙ひまに落ちて、仙人堂岸に臨みて立つ。水みなぎって舟あやうし。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d2/a5a8edd0ffd5845ac060262fdb8f9a99.jpg)
「五月雨をあつめて早し最上川」と書かれています。この季節でも水量はありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/fb/e824f8d49721c32e8c7f800d3fe3d842.jpg)
この最上川は、芭蕉さんの俳句のおかげで有名になったのでしょう。名残の紅葉がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/53/8c370f661837fc2acc7c4b25de2c0496.jpg)
ケヤキの林が美しかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/1b/cc8e53f56d886948eec22490ab32e6bd.jpg)
これが仙人堂です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d7/4a5c05906e1179eb0c4dd3ab8604700b.jpg)
そして、これが白糸の瀧です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/0c/d2fbd47c9f3f90ca09279392b2be0c4e.jpg)
上流を振り返ると、「左右山覆ひ」雲がたなびいていました。芭蕉さんと同じ景色を共有できて嬉しかったです。芭蕉さんも西行さんの足跡を訪ねて歩いたのですが、歌枕の旅は面白いものです。これってアニメの聖地巡礼も同じことなんでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/77/5346fbc41297cfe7c3c15a117e5ef7ca.jpg)
楽しかった東北の旅もこれでおしまいです。ご覧いただきありがとうございました。
※訪問日 12月3日