はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

晩秋の大阪城をぶらり(2)

2017-12-10 08:00:00 | 大阪のまちをぶらり
名残の紅葉を求めて大阪城に来ています。


赤いのや黄色いのやら、まだ残ってくれていました。


石垣の上に渋い黄葉がありました。


スズメも渋い黄葉色です。


20年前の平成の大改修で、天守閣も立派になりました。


本丸を囲む石垣が護りの固さを物語ります。しかし、今の大阪城は徳川幕府の命によって築かれたものです。秀吉さんの大阪城は地面の下に埋められてしまいました。大阪人としてはちょっと残念ですが、秀吉さんの頃より立派なお城になったようです。


ここは、まだ緑でした。


石垣と紅葉です。


黄葉が天守を飾ります。


梅園も今はひっそりとしています。


クリスタルタワーです。


ベンチでくつろぐ人物ですが、まるで自分の後ろ姿を見ているようでした。


その昔、私が子どもの頃の話です。よくなぞなぞで遊びました。「大阪城って誰が造った?」「豊臣秀吉。」「ちがいます。大工さんです。」よくあるパターンですが。でも、大工さんは正解かもしれませんが、秀吉さんというのも半分正解ということでしょうか。私たちが見ている今の大阪城は、徳川の世になって造り変えられたお城だからです。確かに秀吉さんが初めて造った大坂城ですが、時代とともになぞなぞの答えも難しくなっていきます。

※訪問日 12月6日