はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

忍阪(おっさか)街道で棚田と桜の風景を楽しみました

2020-04-07 19:55:55 | 街道歩き
宇陀で又兵衛桜と会ったあと、行く途中に気になった景色を見に行きました。(昨年もここを通って気になっていた所です。)

忍阪街道です。車を国道の駐車スペースに置いて、少し街道を歩いてみました。



気になった景色とは、この棚田と桜の咲く風景です。



忍阪街道は、忍阪と宇陀を結ぶ街道で、古事記や日本書紀でも知られる古道です。



このまま登って行くと峠を越えて宇陀に至ります。反対側は忍阪です。以前に忍阪周辺のことを書きました。舒明天皇陵を訪ねた時の記録です。(2018.11.24「忍阪街道を歩く」)



なんとも長閑な風景が広がっていました。



このあたりは、粟原(おおばら)の里というようです。



道しるべに「粟原寺(おおばらでら)跡」とありますが、草壁皇子(天武天皇の皇子)の菩提を偲んで建立されたそうです。



何気ないこういう風景が好きです。



国道沿いの山桜が綺麗でした。



国道は旧街道の少し上を通っています。



国道から眺める街道も素敵です。



車から見えた風景です。歩きながらなのでゆっくりと眺めることができます。とは言え、横を車がビュンビュン走ります。



又兵衛桜も見頃を迎えていましたが、粟原の里の桜も見頃を迎えていました。



とても素敵な棚田と桜の咲く風景でした。



車を停めた所にも素晴らしい桜が咲いていました。



※訪問日 2020.4.3