はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

みんなで心を合わせて!

2007-02-11 19:45:30 | アカショウビンのつぶやき
オーケストラの優雅な音色に合わせて楽しく歌いました。
 
鹿屋市少年少女合唱団・第6回定期演奏会に「かのやオーケストラ」「鹿屋市民合唱団」が賛助出演。その中に昨年のアドヴェントコンサートで市民合唱団の友情出演に助けられた私たちが、ちょっぴり応援をさせて頂きました。

第1部は少年少女合唱団のステージ。オーケストラの伴奏で、軽快な「グラスホッパー物語」「となりのトトロメドレー」、ミュージカル「くるみわり人形」の3曲を元気良く歌いました。

第2部はかのやオーケストラの「威風堂々」の演奏のあと、市民合唱団、信愛コーラスが共演。曲はヘンデルのメサイアから「ハレルヤ」、バッハのカンタータの2曲。信愛コーラスは女声コーラスですから、混声合唱に加わるのは素晴らしい体験でした。ドイツ語の発音には悩まされました…が。

第3部は、可愛い声に合わせ全員で懐かしい童謡を5曲。
オーケストラの伴奏で歌えるのは感動でした。

思えば20年以上前、娘が初代の鹿屋市少年少女合唱団で歌っていました。夏休みは合宿や種子島へ演奏旅行など、親も忙しい日々でしたが、楽しい想い出をいっぱい作ってくれました。
数年後、運営が難しくなり惜しまれながら活動に終止符を打ったのですが、長いときを経て、再スタートした合唱団です。
可愛い声に合わせて歌うひとときは遠い昔を思い出させてくれました。かわいいお友達、どうも有難う。「早春賦」の歌詞は難しかったでしょう、でもあなた達の声すばらしかったよ

今日も楽しく囀ってるアカショウビンです。

春を待つ

2007-02-11 17:26:59 | はがき随筆
 12月のころは、5時過ぎにはもう真っ暗になっていたのに、今はまだ明るい。日がほんの少し長くなって春に近づいているのが、うれしい。
 外の風は冷たいが、縁側に差し込むぽかぽかと暖かく優しい日の光。お日様の光に包まれて日なたぼっこができるのがうれしい。
 庭を眺めると、沈丁花が小さな蕾をいっぱいつけている。この花も春を待っているんだなと思うと、何だかうれしい。
 日常の生活の中にある小さな喜びをたくさん見つけて、厳しい冬を乗り越えていきたい。
   出水市 山岡淳子(48) 2007/2/11 掲載