春は旅立ちの季節。もう20年以上前になる。次男の同級生で、今は社会人だが、小学校に入学したあと、5月の初めに不登校になった。男の子3人の長子である。
当時、お母さんが話された。「子どもから、目が離れていることがわかった。夫と共に子どもとたくさん会話を持つようにした。そうしたら5月の中ごろ、自分から話し掛けて来て『僕の病気、5月病って言うんでしょう? だったら6月には治るよね』って」
6月に入ったら、無事登校。子どもだって自分のこと、模索していた。可愛らしい言葉は、今も忘れられない。
いちき串木野市 奥吉志代子(58) 2007/4/5 掲載
当時、お母さんが話された。「子どもから、目が離れていることがわかった。夫と共に子どもとたくさん会話を持つようにした。そうしたら5月の中ごろ、自分から話し掛けて来て『僕の病気、5月病って言うんでしょう? だったら6月には治るよね』って」
6月に入ったら、無事登校。子どもだって自分のこと、模索していた。可愛らしい言葉は、今も忘れられない。
いちき串木野市 奥吉志代子(58) 2007/4/5 掲載