米ノ津川の上知識橋のたもとにハヤの大群を発見。少なく見積もっても2000匹は超える。自宅に取って返し、慌てふためいて準備する。数あるハヤ餌の中からダンゴを投入すると、途端に道糸がピンと張り竿がたわむ。水面から抜くと銀鱗が跳ねて踊る。得も言われぬこの感触を求めて、世のハヤ釣り師が東奔西走する。1時間ほどの入れ食いに、血が騒ぎ過ぎて心臓の鼓動は破裂寸前。大群を前に釣果は81匹。食いの渋い2月中旬にハヤ釣りが出来たことを感謝。鯉のぼりが空を泳ぐ季節に大群の半分を釣るよ。ほら話か否かは捲土重来を約束しよう。
出水市 道田道範(57) 2007/4/7 掲載
出水市 道田道範(57) 2007/4/7 掲載