ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

白山の印象(2)

2005-07-31 16:26:50 | 山日記

大倉山を過ぎると、更に厳しい登りが続きます。
しかし美しい高山の花と大きく拡がる展望、それに爽やかな風が
登行の苦しさを慰めてくれます。
三方崩山も低く見えるようになりました。


別山から主峰に続く稜線近くなると、ハエマツの中を行くように
なります。
ここを下ると室堂です。


宿泊手続きをすませると、さっそく御前峰を仰いで
特製の缶ビールで乾杯!


遊歩道を少し登ると、ハクサンコザクラやクルマユリ、それに
クロユリの大群落の中でした。


万才谷雪渓の上部です。
周辺にあるたくさんの雪渓の雪解け水が、美しい花々を育んで
くれるのでしょう。
後ろの山は別山です。

白山の印象 (1)

2005-07-31 16:07:34 | 山日記

7月28日 午前9時10分
岐阜県側の大白川ダム湖畔にある平瀬道登山口
快晴の空から真夏の太陽が容赦なく照りつけます。


はじめから深い林の中、階段道で急登の連続です。


2時間ほど登ると、やっと白水湖を見下ろす尾根に出ました。


正午。最初の目標だった大倉山に着きました。
山頂はすぐ左手の笹藪の中にあります。





花・花・花の白山

2005-07-30 18:17:25 | 山日記
花との出会いも最高の白山でした。

平瀬道は急登ですが、人が少なく(そのためにクマが出たのでしょう)
早くから主峰・御前峰を見ることができます。
これは別山からの稜線に出たところです。



特に今年はクロユリが多い年だそうで、毎年登っているという地元の人
も驚いていたほどでした。



ハクサンコザクラの花もたくさん咲いていました。



その他、数え切れないほどの花々の競演はあらためてHPでご紹介
します。

残念ながら、翌早朝から悪天候に変わり、頂上からの展望を楽しむ
ことはできませんでした。


白山でクマと接近遭遇

2005-07-30 12:25:18 | 山日記
28日~29日に白山に登りました。
28日、快晴。9時、大白川登山口から平瀬道を順調に登り、
12時過ぎ大倉山避難小屋を過ぎたところで、突然、目の前
にクマが現れました。

写真はその現場、動物はイメージです



体長1.5mくらいの子グマだと思いますが、距離僅か10m足らず、
顔を見合わすと、慌てる様子もなくトコトコといった感じで左手
の藪に入っていきました。

あとで近くに親クマがいる筈と思い、「ワアー」と大声を上げて
しばらく立ち止まって様子を見てました。そのうちに二人連れの
女性が登ってきたので、一緒に行くことにしました。

とっさのことでカメラを向けることはおろか、あっけにとられて
怖くもありませんでした。しかし、初めての貴重な体験でした。


暑さも峠?

2005-07-27 21:23:19 | 矢田だより
関西では、祇園さんから天神さん(祭)の頃が暑さのピークと言われます。
果たして今年は…?

今日も夕方、いつものコースを2時間ほど歩きました。汗も少なくて快適に
歩けました。

ネジバナは終わり、ホタルブクロが枯れ始め、ヨウシュウヤマゴボウや
ミズヒキが咲き始めています。
我が家でもシュウカイドウが咲き始めました。




過去の今日(XXXX.07.26)

2005-07-26 09:00:36 | 山日記

台風接近に伴う。白山行きを延期した所在のなさに、昔の今日を振り返ってみます。

 

**31年前(1974) 笠ヶ岳 (♂39、♀34)**

朝の頂上では「二重のブロッケン」が出現して驚きました。

ガスが晴れると四囲、目を遮るもののない大展望。

満足して笠新道を新穂高へ下りました。

 

 

**40年前(1965年) 槍~双六~鏡平**

この写真は弓折岳近くで撮りました。

山日記には「豊富な残雪、青い空、色とりどりの高山植物、左手には槍から穂高に続く稜線…」と久しぶりに快晴となった喜びをつづっています。

前列右端が変愚院。勤務先のY高校山岳部の顧問でした。

背中のキスリングを見て下さい。顧問になり手が少ないのも分かるでしょう。

この日はまだ小屋もなく、秘境だった鏡平で幕営。翌日は灌木を3時間も漕いで、やっと蒲田川に下りました。

 

 

**41年前(1964)南アルプス、大門沢の幕営地から奈良田へ下りました。*

 大阪の社会人山岳会の夏合宿で22日に入山以来快晴続き。

前日(25日)北岳幕営地から間ノ岳、農鳥と縦走するうちに水がなくなり、 SLが日射病(今で言うと熱中症)でぶっ倒れました。

リーダーの私は大門沢下降点でのビバーグを覚悟したましが、幸い夕暮れになって全員で下山できました。

写真は前々日の北岳頂上。

前列中央が♀ペン(24)、その左後ろ、タバコをくわえているのが ♂ペン(29)です。

この年の暮れ、結婚しました。


台風前の矢田歩き

2005-07-25 18:42:27 | 矢田だより

連日の猛暑に一雨欲しいと思っていましたが、よりにもよって白山に行く
予定の明日に台風襲来の予報です。
宿泊予定の室堂が予約制になっているので、白山観光協会に電話して延期
をお願いしました。

で、16時前から矢田丘陵へ。ここは、いつもは西からの風が多いのですが、
今日は東の大和盆地側からかなり強く吹き上げてきます。
まほろば展望所では♀ペンの帽子を吹き飛ばすなど、さすが台風の先駆け?

涼しかったので水分の補給も少なく、休憩も殆どなしで歩くことができました。

矢田寺~国見台~松尾山△~矢田山まほろば展望所~矢田寺 (1時間半)


夏の朝を歩く

2005-07-24 10:22:52 | 矢田だより
6時前から歩き出しました。
今日は「少年自然の家」の近くに車を停めて、まず「こどもの森」へ。
曇り空で、ひんやりして気持ちのいい朝です。

「こども交流館」近くには捕虫網をもった親子連れが来ていました。
裏の炭焼き窯から煙が上がっています。



ここから「小笹ノ辻」までは、ずっとヤブミョウガの白い花が続きます。



山頂から矢田寺に下り、久しぶりに牛さんに挨拶して帰ることにしました。
牧場では子牛がたくさん増えたようです。
(ちょっと分かり難い写真ですが、7~8頭写っています)




吹き下ろす風が心地よい山麓の道を帰りました。(歩行時間 2時間)


そよ風と歩く

2005-07-23 21:44:38 | 矢田だより
昨日に懲りて、今日は3時半からいつものコースを歩き始めました。

市営球場で地元・郡山高校の試合が終わったところで、周辺は車で溢れんばかり。
山は土曜日というのに静かで、歩いている人5人、犬一匹、そしてマウンティン
バイクの二人に出会っただけ。

国見台の辻に登ると涼しい風に迎えられ、気持ちよく稜線歩きが出来ました。
矢田峠では、久しぶりにホトトギスの声。
「てっぺん、かけたか」「ペンギン、きたんか」

背中に降りかかる蝉時雨の中を帰りました。  (休憩を含め、2時間半)


BLOGのお勉強

2005-07-23 09:23:40 | パソコン日記
昨日、矢田歩きから帰ってシャワーを浴び、さっそく缶ビールを飲み終わった所へ、
竜馬16さんが「できるブログ」を持ってきて下さった。



これから少し勉強して、もっと見やすいBLOGになるように努力します。
ありがとうございました。