カッパドキア 6 - カイマクル
カッパドキアにはたくさんの地下都市がありますが、なかでもカイマクルはデリンクユ
とともに最も規模の大きいものです。
敵の攻撃を避けるための退避場所ですが、キリスト教徒だけでなく、もっと古いヒッタイト
の時代から地下の住居として使われていたようです。
地下都市へ続く道の両側には土産物屋さんがずらりと並んでいます。ここは、まだ入口
ですが、この先で道は狭くなり石段もある急な坂道になります。讃岐の金毘羅さんの
参道を思い出しました。
ここが地下都市の入り口。カイマクルの地下都市は地下7層までありますが、4層まで
公開されています。
かなり狭く天井が低いところもあり、屈みながら歩くのはちょっと大変です。
照明はありますが、足元の暗いところでは♀ペンが用意してきたヘッドランプが大いに
役立ちました。
1階には厩と住居、2階には教会や墓地もあります。一番重要な3階には食料貯蔵庫、
ワインセラーを備えた台所がありました。
左の丸いものは石の扉です。敵が侵入した時にこれで通路を閉ざし、時には間違った
ところへ誘導します。
迷路のような地下の抜け穴を、立ったり屈んだりしながら4階まで下り、そこから別の
道を地上へ帰りました。
例の土産物街で「買いまくる」こともなくホテルへ帰る途中、ここで「写真休憩」。
「三人姉妹」と名付けられた岩です。
このあたりの景観もなかなかのものでした。オカンは口癖のように「写真一杯摂って
下さい。そしてトルコのため宣伝して下さい」といいます。
いったんホテルに帰りシャワーを浴びて、車で20分ほど離れた洞窟レストランへ夕食
に行きました。もう8時半ですが、こんなに明るさが残っています。
もちろん最近拡張したものですが中はとても広く、天井も高くてヒンヤリしています。
このような雛壇形の座席が放射状に5箇所設けられています。これは向かい側の別の
グループ。楽師たちの前の板敷きがショーの舞台です。
私たちも席に着きました。
まず運ばれてきたのは、レンズ豆と牛肉のトマト味のスープ。
メインディッシュのギュペチ。土鍋に肉や野菜を入れてオーブンで焼いたもの。
それにピラウ(焼き飯ピラフ)とデザートが付きました。
ベリーダンスを鑑賞しながらとの触れ込みですが、最初は盆踊り風の民俗舞踊、次に
客まで巻き込んだ乱痴気騒ぎの喧しいむちゃくちゃ踊り、このオバチャンダンサーが
出てくる頃には、すっかり白けた気分でした。この後、照明を落として例のお腹を揺
さぶる踊りを見せます。動画で撮影しましたが、中年のあまり美人でもない女性が
たるんだお腹がブルブさせるさまは、エロチックというよりもグロテスクでした。
帰りにカッパドキアのお土産にワインを買いました。お値段は一本9TL(540円ほど)。
素焼きの瓶のデザインが気にいって、割れないように大事に持って帰ったのですが…。
家に帰って飲もうとすると栓はプラスチック、中身はなんと小さいグラス一杯に満たず、
計ってみると50ccしか入っていませんでした。
「二本、買っておいて良かった!」といいながら飲み干して、別のワインを開けました。
カッパドキアにはたくさんの地下都市がありますが、なかでもカイマクルはデリンクユ
とともに最も規模の大きいものです。
敵の攻撃を避けるための退避場所ですが、キリスト教徒だけでなく、もっと古いヒッタイト
の時代から地下の住居として使われていたようです。
地下都市へ続く道の両側には土産物屋さんがずらりと並んでいます。ここは、まだ入口
ですが、この先で道は狭くなり石段もある急な坂道になります。讃岐の金毘羅さんの
参道を思い出しました。
ここが地下都市の入り口。カイマクルの地下都市は地下7層までありますが、4層まで
公開されています。
かなり狭く天井が低いところもあり、屈みながら歩くのはちょっと大変です。
照明はありますが、足元の暗いところでは♀ペンが用意してきたヘッドランプが大いに
役立ちました。
1階には厩と住居、2階には教会や墓地もあります。一番重要な3階には食料貯蔵庫、
ワインセラーを備えた台所がありました。
左の丸いものは石の扉です。敵が侵入した時にこれで通路を閉ざし、時には間違った
ところへ誘導します。
迷路のような地下の抜け穴を、立ったり屈んだりしながら4階まで下り、そこから別の
道を地上へ帰りました。
例の土産物街で「買いまくる」こともなくホテルへ帰る途中、ここで「写真休憩」。
「三人姉妹」と名付けられた岩です。
このあたりの景観もなかなかのものでした。オカンは口癖のように「写真一杯摂って
下さい。そしてトルコのため宣伝して下さい」といいます。
いったんホテルに帰りシャワーを浴びて、車で20分ほど離れた洞窟レストランへ夕食
に行きました。もう8時半ですが、こんなに明るさが残っています。
もちろん最近拡張したものですが中はとても広く、天井も高くてヒンヤリしています。
このような雛壇形の座席が放射状に5箇所設けられています。これは向かい側の別の
グループ。楽師たちの前の板敷きがショーの舞台です。
私たちも席に着きました。
まず運ばれてきたのは、レンズ豆と牛肉のトマト味のスープ。
メインディッシュのギュペチ。土鍋に肉や野菜を入れてオーブンで焼いたもの。
それにピラウ(焼き飯ピラフ)とデザートが付きました。
ベリーダンスを鑑賞しながらとの触れ込みですが、最初は盆踊り風の民俗舞踊、次に
客まで巻き込んだ乱痴気騒ぎの喧しいむちゃくちゃ踊り、このオバチャンダンサーが
出てくる頃には、すっかり白けた気分でした。この後、照明を落として例のお腹を揺
さぶる踊りを見せます。動画で撮影しましたが、中年のあまり美人でもない女性が
たるんだお腹がブルブさせるさまは、エロチックというよりもグロテスクでした。
帰りにカッパドキアのお土産にワインを買いました。お値段は一本9TL(540円ほど)。
素焼きの瓶のデザインが気にいって、割れないように大事に持って帰ったのですが…。
家に帰って飲もうとすると栓はプラスチック、中身はなんと小さいグラス一杯に満たず、
計ってみると50ccしか入っていませんでした。
「二本、買っておいて良かった!」といいながら飲み干して、別のワインを開けました。