すっきりしない曇り空ですが、二上山に行きました。
山口神社にお参りして歩き始めます(10時07分)。(写真は神社の絵馬堂内部)
公園を抜けて釣池の横を通り、流れに沿って次第に急になる舗装路を登って15分たらずで
祐泉寺に着きました。左の岩屋峠への道は帰りに降りてくることにして、山門をくぐって
まっすぐ馬ノ背に向かいます。
昨日の雨でまだ湿り気の残る道を登ります。急な鉄の階段や、木馬道が続きますが快調に
登り続けて…
10時55分、馬ノ背着。ゆっくり歩いたつもりですが、まずまずのペースです。先ほどから
「ヤッホー」と叫ぶ声が聞こえていましたが、やがて元気な小学生たちが先を争いながら
登ってきました。席を譲って雄岳に向かいます(11時)。
雄岳の方からも別の学校の児童たちが降りてきました。道を譲ることを知らないので、
登りのペースを乱されること、この上ありません。
11時13分、雄岳頂上着。北側から続々と同じ学校の児童たちが登ってきます。葛城二上神社
に手を合わせ、お隣の葛城第26経塚に般若心経を唱納して、少し下った大津皇子墓にお参り
しました。
いつもは雌岳で食事するのですが、おそらく子供たちで占領されているだろうという♀ペン
の予測で神社南側の小広場で食事の準備。このころから強い西風が吹きあがってきたので、
倒れていたブリキ板を風よけにしました。
食事中に、今度は20人近くの若い女性の大グループが小広場に到着しました。早々に昼食
を済ませて出発(11時45分)。
風はますます強まり、汗ばんだ身体が冷えてきました。どんどん下って馬ノ背から登り返し、
案の定ごったがえしている雌岳頂上に着きました(11時57分~12時)。
写真を撮り合っただけで、すぐに下山します。(この写真は帰ってから合成しました)
美しいサザンカの並木道を下ります。竹之内峠を挟んで聳える葛城山は真っ黒な雲に覆われ
ています。
岩屋峠(12時12分通過)。滑りやすいじめじめした下り道に入ると、風は嘘のようになく
なりました。12時30分、祐泉寺通過。
12時45分。山口神社帰着。この頃になって雲の切れ目から青空が覗き始めました。二人とも
快調に歩けて、「この分なら…」と少し自信を取り戻せた山歩きでした。