ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

大人気の二上山(2月25日)

2011-02-25 17:46:35 | 山日記


すっきりしない曇り空ですが、二上山に行きました。



山口神社にお参りして歩き始めます(10時07分)。(写真は神社の絵馬堂内部)



公園を抜けて釣池の横を通り、流れに沿って次第に急になる舗装路を登って15分たらずで
祐泉寺に着きました。左の岩屋峠への道は帰りに降りてくることにして、山門をくぐって
まっすぐ馬ノ背に向かいます。



昨日の雨でまだ湿り気の残る道を登ります。急な鉄の階段や、木馬道が続きますが快調に
登り続けて…



10時55分、馬ノ背着。ゆっくり歩いたつもりですが、まずまずのペースです。先ほどから
「ヤッホー」と叫ぶ声が聞こえていましたが、やがて元気な小学生たちが先を争いながら
登ってきました。席を譲って雄岳に向かいます(11時)。
 雄岳の方からも別の学校の児童たちが降りてきました。道を譲ることを知らないので、
登りのペースを乱されること、この上ありません。



11時13分、雄岳頂上着。北側から続々と同じ学校の児童たちが登ってきます。葛城二上神社
に手を合わせ、お隣の葛城第26経塚に般若心経を唱納して、少し下った大津皇子墓にお参り
しました。



いつもは雌岳で食事するのですが、おそらく子供たちで占領されているだろうという♀ペン
の予測で神社南側の小広場で食事の準備。このころから強い西風が吹きあがってきたので、
倒れていたブリキ板を風よけにしました。
 食事中に、今度は20人近くの若い女性の大グループが小広場に到着しました。早々に昼食
を済ませて出発(11時45分)。



風はますます強まり、汗ばんだ身体が冷えてきました。どんどん下って馬ノ背から登り返し、
案の定ごったがえしている雌岳頂上に着きました(11時57分~12時)。
 写真を撮り合っただけで、すぐに下山します。(この写真は帰ってから合成しました)



美しいサザンカの並木道を下ります。竹之内峠を挟んで聳える葛城山は真っ黒な雲に覆われ
ています。



岩屋峠(12時12分通過)。滑りやすいじめじめした下り道に入ると、風は嘘のようになく
なりました。12時30分、祐泉寺通過。



12時45分。山口神社帰着。この頃になって雲の切れ目から青空が覗き始めました。二人とも
快調に歩けて、「この分なら…」と少し自信を取り戻せた山歩きでした。

ふるさと富士(2)

2011-02-24 17:30:41 | 四方山話
私たちの登った「ふるさと富士」の続きです。近畿圏以外の山と番外で外国の山を一つ、
載せています。
ただし北海道の二つの富士は眺めただけで未踏です。



かなり古い写真でお見苦しいものがありますが、お許しください。
なお、和歌山県の紀州富士(竜門山)、日高富士(真妻山)、岐阜県の敦賀富士(野坂山)、
三重県の伊賀富士(尼ヶ岳)など山容の写真がない山は省きました。

ふるさと富士(1)

2011-02-23 18:16:41 | 四方山話
2月23日は「富士山の日」
富士山が大好きな変愚院夫婦は、今年は2年越しの富士山に登ろうとトレーニングに励んで
います。
これまで富士山を眺める山や、山や町からの富士などを、このBLOGで見ていただきましたが、
今日は私たちがこれまでに登った各地の「ふるさと富士」をご覧ください。

まずは奈良県、京都府、大阪府、兵庫県の富士です。



この他、京都府では丹後富士(由良ヶ岳)、都富士(比叡山)。兵庫県の淡路富士(先山)、
丹波富士(大箕山)などに登っていますが、山の姿を写した写真がないので割愛しました。
他の山から写したものがあると思うのですが、探しきれませんでした。

春霞み矢田丘陵(2月22日)

2011-02-22 19:54:01 | 矢田だより


今日も見事に晴れ渡りました。今日は斑鳩側から松尾寺に登ります。
10時前、法輪寺前の斑鳩町営駐車場に車を置きました。写真左端の電波塔の立っている
ところが松尾山です。



ゴルフ場を過ぎたこの分岐が事実上の登山口です。道標に「松尾寺まで1.2km」とあります。





二人ともまったく疲れもなく、松尾寺南門に着きました。門の扉に変愚院の好きな風神雷神
の板彫りがあります。



10時30分、本堂前に着き、お参りを済ませてちょっと一休み。



三重塔横から山頂へ向かいます。



この切通しで境内を離れて峰入修行道に入ります。



歩き始めてちょうど1時間で、今年初めての松尾山山頂に立ちました。



さらに足を延ばして縦走路を国見台へ。春霞みで遠くの山並みははっきりしませんが、
我が家のある町並みは眼下に望めました。



引き返してもう一度、今度は正面山門から松尾寺へ。



お水を頂いて石段を登り、本堂へ無事登山できたお礼を言って元の道を下りました。
12時15分、駐車場帰着。歩数計は実働時間126分、13,007歩を数えていました。次第に元の
体調を取り戻して二人とも満足して帰りました。

今日の矢田歩き(2月21日)

2011-02-21 16:50:13 | 矢田だより
真っ青な空の下、今日も矢田寺へ歩きました。



本堂の北側から矢田山最高点への道を少し登り、



御影堂の方に上ります。



遍路道の途中、第三十八番の地蔵さんがある「打ち返し」と呼ばれるところに…



アジサイに囲まれた広場があり、そこに立つ小さなお堂が御影堂です。別の道を本堂に
下りました。



今日は少し遠回りして帰りました。これは総合公園施設にある「全国金魚すくい選手権
大会」が開かれる「金魚スクエア」です。
1時間半ほど歩くとすっかり汗ばんだ、暖かい春の日でした。


あたふたフランス旅行(最終回)

2011-02-21 06:00:00 | 旅日記


1月24日16時過ぎ、エッフェル塔の近くにあるセーヌ川の船着き場です。



予約してある船の時間まで、暖かい駐車場のバスの中で待機します。

セーヌ河の畔

散歩する恋人たち、ランニングする若者、スケートボードの少年…いろんな人が行き交います。
17時過ぎ、いよいよ乗船の時間になってバスを降り、船着き場の方に歩き出してすぐ、♀ペンが
ふらふらと倒れ掛かりました。幸い近くにいた人たちの親切にも助けられてバスに帰り、
グループの人たちがクルーズの間、横になっていました。



エッフェル塔に灯りがともり…



18時には美しいシャンペンライトに輝き始めました

夜のエッフェル塔



出港後1時間ほどで帰ってきた人たちや自由行動していた人たちと合流して、夕食のレストランへ。
この日はエスカルゴ料理でしたが、♀ペンは一つだけ味見しただけで、残りは変愚院のお腹に
収まりました。
夜のパリの街を眺めながらホテルに帰り、荷物の整理もそこそこに眠れぬ夜を過ごしました。

25日。7時ホテルを出て空港に向かい、長い長い空の旅が始まります。あたふたハラハラは空港
から機内、そして関空に着くまで続きました。

26日、何とか関空に着きましたが、家には帰れず即日手術、入院する羽目になりました。
急性胃潰瘍の出血による貧血でした。今は嘘のように元気になりましたが、一時はどうなるかと
思うほどでした。

せっかくの楽しい旅行中にご迷惑をおかけし、また親切にしてくださった同じツァーの方々、
添乗員さん、その他お世話をかけた皆様に改めてお礼を申し上げて、この旅行記を終わります。

今年初めての矢田山(2月20日)

2011-02-20 14:00:51 | 矢田だより
♀ペンの体調も次第に回復して「今日は矢田山へ行こう」と言い出しました。
11時、横山北のいつもの地蔵さんの前に車を置いて出発(11時)。大石の横から参道に
出ました。



露ナシ池下の丁石。「六丁(矢田寺まで)、左志ぎ山(信貴山)右大坂」の文字が見えます、



病後の疲れも見せず快調に登ります。



「まほろば展望台」まだ雪が残っています。11時35分、気温は7度。



こんな標識が貼ってありました。柱の左に見える小道の先に標高点があります。



次第に山名板が増える矢田山最高点です。



12時15分、東明寺に下りました。ここにも雪が残っています。
12時30分、駐車場所に帰りました。ちょうど1時間半。去年の暮れ以来の矢田山歩きでした。
♀ペンはすっかり元気を取り戻したようで、まずは一安心です。

あたふたフランス旅行(19)

2011-02-19 13:45:36 | 旅日記
ヴェルサイユ宮殿の見学を続けます。



「アポロンの間」の窓から見た「水の前庭」



「戦争の間」のメダイヨン(レリーフ)
オランダとの戦争でフランス軍がライン川を渡ったときのルイ14世が描かれています。



「鏡の間」(鏡の回廊ともいいます。)
儀式や外国使節の接見に使われました。24個のシャンデリアが下がっています。



天井画はルイ14世の冶世を讃えたものです。



この鏡の間では王室の結婚式の時などに大舞踏会が催されました。



多くの銀製品が飾られていましたが、王の晩年に戦費調達のために使われたとか…



「牛目の間」(天井と扉の間の窓がウシの目に似ている)の肖像画
ルイ14世の家族の肖像画。時間を超えて何世代もが勢ぞろいして描かれています。



「王の寝室」ルイ14世はこの部屋で眠り、最後(1715年)はここで息を引き取りました。



「閣議の間」王の寝室に続く部屋で重要な会議が開かれました。



「平和の間」王の権威によってフランスの平和がもたらされたことを誇示しています。





「王妃の寝室 大勢の人に見守られて、ここでお世継ぎが生まれました。



「大会食の間」



「大会食の間」に飾られた「マリー・アントワネットと3人の子供たち」



「戴冠の間」 ナポレオンの戴冠式の模様が描かれています。



「戦史の間」

これで、約2時間の見学を終えてバスに帰りました。♀ペンはバスでうとうとしていたようです。
同じ道を引き返して、夕暮れのセーヌ河畔に着きました。次はセーヌ河クルーズです。

あたふたフランス旅行(18)

2011-02-18 06:00:00 | 旅日記
今回はGOOフォトチャンネルによるスライドにしてみました。

ヴェルサイユ宮殿(1)

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