ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

わが家の花 (3月30日)

2006-03-30 21:47:33 | 花日記
今年は、どうしたことかツバキの花がよく咲きます。これは30数年
前に以前住んでいた河内から移植したもので、私の背丈ほどの木
ですが、お正月過ぎからずっと咲き続けています。



この小さな鉢植えのツバキも、例年になくたくさん蕾を付けています。



レンギョウの花とはそろそろお別れで…



入れ替わりにシュンランが目を楽しませてくれそうです。



熊野古道・小辺路(3月26日)

2006-03-27 16:09:50 | 山日記
小辺路2日目は、いきなり大股からの急坂登りで始まります。
この写真の少し上の登山口を8時ちょうどに出発しました。



ジグザグの登りを小1時間で萱小屋跡に着くと、後はなだらか
な尾根道になります。檜峠から夏虫山分岐を過ぎると、目指す
伯母子岳のなだらかな山容が近くなりました。



10時40分、1344mの伯母子岳山頂に立ちました。曇り空ながら
360度の大展望をゆっくり楽しむことができました。



伯母子峠に下って昼食をすませ三浦口へ下ります。
ここは上西家跡の台地。伯母子岳がもうあんなに遠く高く見える
ようになりました。ここからは旧道に入ります。
小辺路は巡礼道であっただけでなく生活道路でもあったようで、
山仕事の道と何度も交差します。



更にいやというほど下って三田谷橋の鉄橋に降り立ちました。
トンネル手前の迎えのバスに乗り込んで、二日間の山歩きを終え
ました。今日は16㎞、休憩を含めて7時間の行程でした。



午後3時にバス出発、6時大和八木駅につき解散。天候に恵まれ、
多くの参加者に喜んで頂き、担当の責を果たせてほっとしました。

熊野古道・小辺路 (3月25日)

2006-03-27 12:12:54 | 山日記
小辺路(こへち)は大辺路、中辺路とともに「紀伊路」と呼ばれ、
険しい峰や峠を越えるために中でも厳しい道とされています。
高野山と熊野の二つの霊場を結ぶ最短の道ですが、全長は70㎞
に及びます。



日本山岳会関西支部設立70周年記念山行のうち「紀伊山地の
参詣道」シリーズの一つとして、小辺路の前半部を歩きました。
会員15名、会員外の一般募集の参加者9名の24人のパーティです。
高野山金剛三昧院前を午前10時にスタート、急坂を登ってロクロ峠
に出ると、明るい尾根歩きになります。



出発点から標高差約200mの登りで薄峠を越えて、いったん300m
ほど下って登り返します。標高約800mの大滝(新家)には立派な
休憩所があり、前の民家の人から「かって20軒あった集落が現在は
8軒に減った」と伺いました。ここで昼食にしました。

この辺りではコウヤマキの栽培が盛んで、緑の葉の間から先程降り
てきた薄峠(鉄塔の立つ山)が見えます。



なだらかに登っていくと高野龍神スカイラインにでて、しばらくして
再び山道に入ると美しいブナ林の中を通ります。



林が途切れると大きく展望が開けます。荒神岳の双耳峰の左手に
雪を頂く山々は大峰山脈、ひときわ高いのは最高峰の八経ヶ岳
です。



急登で水ヶ峰への分岐に出て、標高1200m付近からは林道と古道を
交互に出入りし、美しい自然林の中を下って16時過ぎ大股に着きま
した。今日の行程は17㎞、休憩を含めて6時間の行動でした。
迎えのバスで「ホテルのせ川」へ行き、温泉で汗を流したあと、
鹿肉のカツ、雉肉の小鍋などの山の幸で美味しいお酒を頂きました。

春の光・矢田丘陵(3月24日)

2006-03-24 19:01:10 | 矢田だより
今日も午後に矢田丘陵を2時間ほど歩きました。
矢田寺から近畿自然歩道を松尾山へ…足元には鮮やかな
春の色が光っています。





松尾山からは金剛・葛城、信貴山などが、尾根道を辿って
矢田山の見晴らし所からは遠く倶留尊山、高見山、三峰山が
見えました。霞の多い春の午後には珍しいことです。

矢田寺へ下る途中で芳しい香りが漂ってきました。藪の中に
いつもはひっそりと立っているウメの木が、この季節だけは
強烈に自己主張をしているようでした。ウグイスもいい声で
呼応して、お彼岸を過ぎた矢田の春はいよいよ本番です。


追分梅林 (3月23日)

2006-03-24 10:02:24 | 矢田だより
追分は矢田丘陵の一角、子供の森から東に下った奈良市中町に
あります。
大和郡山とは関係の深いところで、江戸時代に参勤交代で暗越
奈良街道を通るときに藩主の休憩場所となったところで、今も
本陣跡の民家(奈良市重文)が残っています。



現在、この街道は国道308号線となり、すぐ近くを第二阪奈道路
が通っています。(下の写真でバスの走っているところ)



梅林はもともとはウメの実を収穫するための農業用のもので、
白梅が主でした。近年まで訪れる人も少なかったのですが、
最近観光に来る人が増えるとともに紅梅も目立つようになり
ました。



昨日(23日)は大和民俗公園から峠池を通って往復2時間ほど
のハイキングでした。週日の夕方でしたが、ザック姿やカメラ
をもった人などで、結構賑わっていました。



売店で草餅を買ってほおばりながら帰りました。
待ちかねた春の味でした。


四賀のフクジュソウ(3月22日)

2006-03-23 11:56:56 | 旅日記
ジイジとバアバが帰る日、ママと5人で四賀へフクジュソウ
を見に行きました。



ここは四賀村でしたが、昨年の町村合併で松本市に編入され、
今は松本市赤怒田という地名です。
フクジュソウの自生地は保福寺川左岸にあります。
この川の上流には、ウェストンが日本アルプスの眺めを絶賛した
保福寺峠があり、何年か前、その光景を見たさに細い道を難儀して
車で登った想い出があります。



旧四賀村の立てた「福寿草観光案内」板の説明。

*万葉がささやく
 「村花」福寿草 ふくじゅそう

春一番 新年を祝う花としてよろこばれ  元日草とも呼ばれ、
福を招く縁起の 良い花で古来より書画にも描かれております
ここは福寿草にとって成育条件が適していて
原生種に近いものと いわれています
古代官道の東山道を旅する人々に 愛のささやきを語り続け
長い歴史の中で脈々と 村人たちにより 守り育てられてきました
赤怒田から殿野人に至る1.5キロメートルの
この段丘の福寿草は おおよそ50万株 
長野県下随一の自生の群生地と 評価されています

耳を済ませて下さい 福寿草がささやく古代からのメッセージが
聞こえてきませんか 
           福寿草の里 信州四賀村







見渡す限りずっと続く黄金色の花の群生は正に壮観で、その見事
さに二人ともすっかり圧倒され、声を失うばかりでした。



北信はまだ雪景色(3月21日)

2006-03-23 11:46:31 | 旅日記
孫たちが楽しみにしていた海を見に、パパの運転で糸魚川に行き
ました。安曇野を抜け、大町、小谷と北上するにつれて次第に雪が
増え、道の駅・白馬ではこんな山になっていました。



暖かいブタ汁のお振る舞いを頂きました。



糸魚川に着いて日本海の幸で満腹したあと、能生海岸に行き
ました。風が強く、大きな波が打ち寄せてきます。



ワーイ、逃げろ~



帰り道で雪が舞い出しました。これは青木湖近くの雪景色です。


信濃路へ (3月20日)

2006-03-23 11:00:45 | 旅日記
下の孫の入園祝いに松本に行きました。
車窓に雪をいただく南アルプスを見ながら、快晴の中央道
を走りました。



大喜びで出迎えてくれた孫たちと、家から車で10分ほどの高台で
夕暮れの北アルプスと松本平の大観を楽しみました。
左が常念岳、右は横通岳。ずっと右手には鹿島槍も見えました。



家にいる日は…

2006-03-19 15:04:09 | パソコン日記
暇さえあれば殆どPCと睨めっこしています。

まず机に座るとメールとBLOGのコメントを見て返事を書きます。

その後は、昨夜から今日にかけてJAC関西支部のHPを制作中。
先に支部報に掲載された記事については、このスキャナー
(エプソン GT-9400UF)付属のOCRソフト(読んでココ)を使って
省力化(つまり楽を)しています。もちろん、プリントされた写真
原稿もこのスキャナのお世話になります。



机の上の機器構成。
スキャナからUSB接続されているPCはデル Dimension 4700C、
(Pentium4 3GHz 、メモリ512MB、HDD 160GB)です。
その右はMO(Logitec)と外付けHDD(I-O DATA 160GB)、
モニタは デル Ultra Sharp 19インチ TFT 、右端のプリンタ
はCANON PiXUS ip4100 です。



キーボードとコードレスのマウス。正面の受信機でPCに入力
します。



一休みした後、古い友達に現況報告のため進呈する山行写真
のDVD(ただしスライドショー)を作りました。
オーサリングソフトはネットからDLした「デジカメ TO DVD」
というソフトを使っています。家電店などで売っているソフト
の4分の一の価格ですが、これで十分家庭用のTVで鑑賞でき
ます。

ただデジカメ初期の画像は粗い(なにせ今ではケイタイでも
考えられない31万画素!)ので、銀塩のアルバムからいったん
スキャナーでデジタル化します。これに結構、時間がかかりま
が、久しぶりに古いアルバムをめくっていると楽しいものです。

で、途中で「WBC準決勝」は見ましたが、はや夕刻になりました。