男と女の神様が仲睦まじく並んだ、微笑ましい道ばたの神さま
道祖神。安曇野を歩くと必ずといっていいほど、目にします。
今回はほんの少しだけのご紹介ですが…最初にちょっと珍しい
のを二体…。

「餅搗き道祖神」は始めてみました。安曇野巡りの前に寄った
穂高神社境内にあったものですが、実はこれは信州ではなく、
群馬県安中市の道祖神で、穂高町有明の人から神社に寄贈された
もので寛政八年の銘があります。
杵は男性、臼は女性を象徴しています。五穀豊穣、男女和合の
神様だけに、実に意味深長な表現ではありませんか。

千国街道、いわゆる塩の道は安曇野を南北に走っています。
今は過疎となった山村から、神社に移された道祖神ですが、
安曇野に多いものと違うのは砂岩で出来ていることです。

穂高町等々力。二十三夜塔や大黒様始め他の神様と並んで
いる右端の「握手像」は天保二年(1831)のもの。
穂高町の資料では町内にある125体のうち、このように仲良く
手を取り合った握手像が57体あり、一番多いようです。

同じく等々力の握手像。比較的新しく明治18年のものだそうです。

これも等々力の別の握手像。天保十年のものです。
道祖神には他に酒器を持ったもの、杓と扇を持ったもの、彩色された
ものなどがあるのですが、また次の機会に…。
道祖神。安曇野を歩くと必ずといっていいほど、目にします。
今回はほんの少しだけのご紹介ですが…最初にちょっと珍しい
のを二体…。

「餅搗き道祖神」は始めてみました。安曇野巡りの前に寄った
穂高神社境内にあったものですが、実はこれは信州ではなく、
群馬県安中市の道祖神で、穂高町有明の人から神社に寄贈された
もので寛政八年の銘があります。
杵は男性、臼は女性を象徴しています。五穀豊穣、男女和合の
神様だけに、実に意味深長な表現ではありませんか。

千国街道、いわゆる塩の道は安曇野を南北に走っています。
今は過疎となった山村から、神社に移された道祖神ですが、
安曇野に多いものと違うのは砂岩で出来ていることです。

穂高町等々力。二十三夜塔や大黒様始め他の神様と並んで
いる右端の「握手像」は天保二年(1831)のもの。
穂高町の資料では町内にある125体のうち、このように仲良く
手を取り合った握手像が57体あり、一番多いようです。

同じく等々力の握手像。比較的新しく明治18年のものだそうです。

これも等々力の別の握手像。天保十年のものです。
道祖神には他に酒器を持ったもの、杓と扇を持ったもの、彩色された
ものなどがあるのですが、また次の機会に…。