ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

お伊勢参り (1月30日)

2010-01-31 16:18:27 | 旅日記
いつもはマイカーで行く伊勢神宮、今年はCT社のバスツァーに「伊勢神宮初詣
宇治橋渡始と志摩の食とにぎわい」に参加しました。



宇治橋を渡る人の波。「お伊勢さん」が好きで数えられぬほどお参りしている♀ペン
が「こんなえらい人は初めてや…」と驚くほどです。
何しろCT社だけで今日一日で近畿、中京圏から30台以上のバスが出ていると聞くと
無理もありません。



去年は古い橋を渡り納めて、今年は20年ぶりに新しくなった橋を渡りました。



「賛」の字が記された「渡り始め」の記念品



四重の垣根に囲まれた御正宮に参拝。



神宮の土鈴「五十鈴」
五十鈴川上流の清浄な土で作られる、その年の干支の鈴です。我が家のトラコレクション
にまた一匹加わりました。



おはらい町も押すな押すなの人波




いつものように岩戸屋の生姜糖を土産に買いました。

バスで1時間ほどの波切漁港に移動。水揚げ場にカキや伊勢エビなど海産物や特産物を
売る店がずらりと並んでいます。
伊勢エビ汁の振る舞いを受け、ウニ飯やヒオウギの焼貝を食べました。



近鉄や志摩市との共同企画ツァーなので、志摩市長の挨拶のあと郷土芸能の「じゃこっぺ
踊り」を鑑賞。
「じゃこっぺ」とは伊勢エビの子供のことだそうで、太鼓のリズムと掛け声に合わせて
元気よく飛び跳ねる踊りは面白かったです。



「ペンギンタッチ」というプラカードが見えたので行ってみると、人数限定でペンギン
を触れる催しでした。
志摩マリンランドから出張してきたフンボルトペンギンが二匹。♀ペンがそっと背中を
さすってあげました。

一日中、いいお天気で短いが楽しい旅でした。






雨の日は…(1月28日)

2010-01-29 17:16:59 | パソコン日記
暗い空に雷光が走り、少しまとまった雨が降りました。



年末に買ったフィルムスキャナーで、押し入れで眠っていた古いフィルムをデジタル化
して遊びました。

これは、スライド用(ポジ)ホルダーを装着したところです。
前面にある液晶画面を見ながら、ボタンひとつでスキャン。
背後にあるスロットに入れたSDカードに約500万画素で保存されます。一枚の所要時間
は約2秒。前に普通のスキャナーで取り込んでいたときに比べると段違いの速さです。

肝心の画質は…ポジはまあまあ満足できますが、ネガからのポジ化されたカラーが
やや期待はずれです。
一応読み込んでおいて、あとは必要に応じて画像処理ソフトで少し時間をかけて調整
する必要がありそうです。


今日の大和民俗公園(1月26日)

2010-01-26 12:58:15 | 矢田だより


良いお天気になりました。今日は♀ペンがお出かけで、独りで公園を歩きました。
民家群の上に矢田山が招くようです。



少し早いので、まだ歩く人も少なく、「みんぱく梅林」には人影が見えません。
少し早足で園内を一周した後…



久しぶりに民俗博物館に入りました。65歳以上は無料で入館できます。
今の特別展は「山の仕事に見る伝統技法」、杉樽や割り箸の作り方などが
紹介されています。



これは常設展示の一部、昔の農耕の様子。遠足の小学生たちが熱心にメモを
取っていました。

(今日はデジカメを忘れたのでケイタイで撮影しました)

虎、寅、とら

2010-01-21 16:35:43 | 四方山話
干支の話題も少々、時期外れになりそうですが…
画像を整理していると、こんなものが見つかりました。



お鉢めぐりの途中で見た富士山の虎岩。背後は剣ヶ峰です。



トラだらけの信貴山ですが、このトラは夜になって出歩かぬように檻に入っています。



このトラの口を入ると長~~い胴体は薄暗い通路になっていて、尻尾の方にでます。
悪い病気を食べてくれるトラです。



正月になると、なぜか「寅」から始まるこの本の「その年の干支」を読み返しています。
「博覧強記」というのは、この人のためにあるような言葉で、生まれ育った紀州熊野の
話しから仏教説話まで、古今東西あらゆるトラに関する話題が詰め込まれています。
もう三度は読んだ本ですが、読み応えどころか疲れるので、次の「ウサギ」の項は
来年までお預けです。

二度目のキナバル山 (2007年)

2010-01-21 16:33:34 | 過去の今日
*写真が中心です。詳しい登山レポートはこちらをご覧ください



2007年の今日、二度目のキナバル山の頂に立ちました。
今回は千日山歩渉会の仲間10人に義弟を含めたパーティのリーダーです。
19日、山麓のホテルで一泊し…
20日、登山手続きをしてIDカードを受け取って、いよいよ山へ。



登山道は固い木(IronWood)枠で土止めした階段や手すりで良く整備されているが、
私たち小柄な日本人には段差が大き過ぎるのが難点である。まるでハシゴを登るよう
な急勾配に、たちまち額から汗が滴り落ちてくる。



この山ではガイドの雇用が義務づけられている。先頭を行くJAMOLは若年ながら
週に二度はこの山に登っているといい、経験は十分である。



午後も厳しい登りが続く。食事中から曇ってきた空から小雨が降り出し、雨具とザック
カバーをつけて登る。
15時15分、標高3,272mのラバンラタ・レストハウスに到着。部屋に落ちついてしばらく
すると激しい雨になった。



1月21日。2時30分、出発。外に出ると無風快晴で満天の星空だ。
ゆっくりゆっくり高度を上げて頂上部のプラトゥ(頂上高原)に来る。
登山口から8㎞地点、すでに高度は4000mである。東の空が明るんできた。



ロウズピーク頂上で義弟と。
会としても個人としても、この山に登るためにトレーニングを重ねてきただけに、
みんなの顔は大きな満足で輝いていた。



西に光る海面、目の前にセント・ジョンズ・ピーク、背後にロウズ・ガリーと、
ぐるり360度の大展望である。山頂滞在20分、ゆっくり景色を眺めて下山する。
山頂がもう、あんなに高くなった。



ラバンラタ小屋で荷物整理のために長めの休憩をとり、出発は11時前になる。
下りとはいえ、ここからが6㎞近くにわたる長丁場である。
15時過ぎ、無事、登山口に帰り、登山証明書を貰った。
この日は、コタキナバルのホテルに泊まり…



翌日、ホテルの船着き場から15分のSapi島へ高速のモーターボートで渡る。



大トカゲのいる無人島でシュノーケルをつけて熱帯魚の泳ぐ海に潜り、バーベキュー
を楽しみました。

この山行は現地ガイドに会うまで添乗員の役割もこなして、ちょっとハードワークでした。
しかし全員無事登頂でき、何とかリーダーの役割を果たせてホッとしました。
今になれば熱帯の山と海の楽しい思い出です。